今回は、ローズゼラニウム。バラを思わせる芳香からこの名前がつけられた。英語では「poor-man's rose(貧乏人のバラ)」と呼ばれるらしい。和名は「ニオイテンジクアオイ(匂い天竺葵)」。香水や香料の原料として昔から栽培されていたという。
<2021年4月11日> 美咲が丘
◇ ん? ボク(小次郎)が出てないぞ! ゴメン、ゴメン。塀の上の方なので、キミが写らないね。一旦、ズーウアウトしよう。
◇ この下にいるんだけど……
◇ おー、小次郎がやっとでてきた。因みに、紫色の花は「イチハツ(一初)」で、既に紹介済み
イチハツはこちら Link先 → 小次郎と晴の草花-イチハツ(一初)-
改めて花にズームインしていく
◇ こんな花なんだ。ちょっと勉強しておこう
【ローズゼラニウム】
◇ フウロソウ科テンジクアオイ属(ペラルゴニウム属)の植物。多年草や半低木、多肉植物、匍匐性、つる性など多種にわたる。
※ 1789年に属の名称が整理されたが、園芸名としてゼラニウ呼び名が残っている。
◇ 原産地は南アフリカ。江戸時代にオランダより渡来。
◇ 開花時期は10~翌春4月頃。
◇ 花色は白又は黄色で、ピンクや紫のものもある。
【名前の由来】
◇「天竺葵」は、インドを指す「天竺」と花名の「葵」から。江戸時代にオランダから長崎に輸入されたので、中国より遠いので「天竺」、アオイの花に似ているので「葵」と言われる。
アオイの花と比較してみよう。※ 画像はネットより
花の形は、アオイに似ているかもね。
◇「ゼラニウム」は、ギリシア語のゼラノス(鶴)から来ており、果実の形を鶴のくちばしに見立てたからと言われている。
種とコウノトリ(鸛)を比較してみよう ※ 画像はネットより
ホー、種は面白い形だね。コウノトリのくちばしに似ている? 「錐状(すいじょう)がポイントだって。
改めて、花を見てみよう。
◇ これは、ピンク色
◇ こっちは、紫色のようにも見える。日差しのせいかな?
お終い
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