若いふたりの門出の席に呼んでいただいて帝国ホテル
最近明るい気分になれることが少なかったのだけど、今日のふたりを見ていたら、元気を分けてもらったように明るい気分になりました
ピカピカに磨き上げられたグラスやシルバーが並べられ、それに照明が当たってキラキラと輝く
それだけでも十分に美しいのに、琥珀色のシャンパンが注がれ、更にゴージャスな雰囲気になりますね
先ずは前菜の2種
「伊勢海老、鮑、たらば蟹の取り合わせ 王冠盛り」と「フォアグラのポワレとランティーユのロワイヤル トリュフをあしらって」
何れも意外にしっかりとした味付けで、フレンチ=ぼんやりした味という、ワタシのイメージを覆してくれるものでありました
むつかしい名前には肩が凝りますが、味はわかりやすくて美味しかったですよ
今日のコースのイチオシは「帝国ホテル特製 車海老と舌平目のグラタン エリザベス女王風」
これは帝国ホテルのオリジナル料理でありまして、エリザベス女王のために、村上信夫氏が考案した料理なのです
舌平目のすり身で車海老を巻き、蒸した後、グラチネする
ベシャメルソース自体、しっかりとした塩分なのでありますが、海老の味噌を混ぜると更に濃厚な味わいが・・・
この美味しさをもう一度・・・
メンダイの「ラ ブラスリー」でいただくことが出来るようではありますが、いったいおいくらなのでしょうね?
デザートは「ガスコーニュ産桃のコンポートとシャンパンのジュレ フルーツを添えたプラマンジェとともに」
舌が回らないような長い名前でありますが、このコンポートも最高です
ハート型のジェリーに矢が刺さっていたりと、ちょっとした演出も気が利いてますね
披露宴も終宴に近付き、新婦がご両親に挨拶をしている場面であります
一生懸命にこれまで育ててくれたことに対する感謝を読み上げる新婦を、心配そうに見守る新郎
この新郎の優しさがあるが切り、このふたりは幸せであることでしょう
ステキな披露宴でありました
お招きいただき本当に感謝であります
【帝国ホテル】
東京都千代田区内幸町1-1-1
03-3504-1111
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます