年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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『廻転とやま鮨』 2020.01.15OPEN 激戦区北陸の人気回転寿司店が東京初出店

2020-01-25 22:22:03 | 関東
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ビルの建て替えが進むコリドー街に今年1月に開業した"FUNDES銀座"
東京建物が手掛ける10階建ての飲食ビルでありまして、その地下1階に東京初出店となる『廻転 とやま鮨』がオープンしたとのことで…

同店は富山空港や富山駅前に店舗を構える人気店であり、富山湾で揚がった新鮮なネタがいただけるとのことではあるのですが、近くにはいつも長蛇の列を作っている人気店『美登里寿司』や築地の初セリで高価な大間のマグロをセリ落としたりと話題の『板前寿司』がありますし…
歩いても5分も掛からない東急プラザ銀座の中には北海道のネタを提供する『回転寿司 根室花まる』もある激戦区においてどのような立ち位置を作るのかと興味津々でお邪魔させていただくことにいたします



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地下にあるお店へは外階段から直接伺うことができますし、袖看板のほか、落ち着いた上品さを感じる看板が階段の下り口近くにあるのですが…
同じビルに入る他テナントの派手な看板に目を取られてしまうことで気づき難くなっているように思えます
そんなこともあってか、12:00を過ぎても満席となることは無く…
ちょっと拍子抜けではありましたが、その分手厚いサービスを受けられたことはありがたいですね


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先ずは名物だと言う「紅ずわいがに富山盛り」と開店記念価格でいただける「生本まぐろ3貫盛り」をいただくことにいたします
6本のカニ脚が盛られた姿には豪華さがありますし、赤身だけでなく中トロや大トロがいただける本まぐろは滑らかな舌ざわりでありまして…
ちょっとした贅沢感を感じることができました


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お寿司だけじゃつまらないといただいた「蟹いくら茶碗蒸し」は餡かけになっていまして…
熱々でいただけるとともに、想像以上にトッピングされた蟹のほぐし身といくらに満足であります


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入荷が間に合っていないとのことで「大粒釜揚げほたるいか軍艦」をいただくことができなかったことは残念でありますが、これも新鮮なものを使っていることの"証"だと前向きに考えて…
富山らしさを感じる「手むき白えびおぼろ昆布軍艦」「肝付き本かわはぎ」をいただきます
甘みがおいしい白えびは透き通るほどの透明感に新鮮さを感じることができますし、おぼろ昆布の旨みも加わって…
歯ごたえがおいしいかわはぎでありますが、やはり決め手は濃厚な"肝"の旨みでありますね


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お酒を飲むわけではないのですが「殻付き白えび唐揚げ」「白子の天ぷら」もいただいて…
日本海の冬の味覚を余すことなくいただいた満足感でお腹もいっぱいであります


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130円から990円まで11段階に分けられたネタのおいしさだけでなく、見送りに出てくれたスタッフの笑顔もステキでありまして…
それだけでもまた伺いたいと思えるお店であるのですが、東京に居ながらにして富山を中心とした日本海のおいしいネタをいただくことができることがありがたいお店であることから、大手チェーン店で飽和しつつある回転寿司業界にあって、北海道や北陸、あるいは瀬戸内など地方のおいしい食材にスポットを当てた新しい回転寿司がこれからの主流となるのではと予感いたします



【廻転とやま鮨】
東京都中央区銀座8-2-16 FUNDES銀座 B1F
03-6264-5560




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