年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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『肉バル&魚バル カツオ』 2018年2月15日 楽しい会話とおいしいお料理で肉好きも魚好きもを喜ばせるバルがオープン

2018-09-03 23:24:07 | 関東
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夜に立川へと出掛ける用事がありまして…
中央線ホームへとエスカレーターで上りますと、そこはホームからこぼれ落ちる人がいるのではと思えるほどの人であります
なんでも荷物の挟み込みがあったらしく、その対応で10分ほどの遅れが出ているとのことのことなのですが多くの方の帰宅時間と重なっていることもあり…
すし詰め状態となった電車で移動であります



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立川駅南口から歩いて5分ほど
ちょっと人通りも途絶えた場所ではありますが、お店がある2階へと上がる階段にはキレイな暖簾が掛けられていることで、おいしいものがいただけそうな予感がいたします
重たい扉を開けて店内へと入りますと、8脚のハイチェアが置かれたテーブルが2台センターに置かれ、日本酒のボトルが飾られる壁際にはベンチシートのテーブルが並びますし…
個室風に仕切られたテーブルやカウンター席といろんな動機に合わせて使い分けることができますね


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お通しがスープとは意外でしたが、野菜の旨味が出た優しいスープにはキノコなどたっぷりと具が入っていることでヘルシー感もあって良いですね
「豪快‼︎ 俺のポテトサラダ」
ゴロゴロっとしたじゃがいもの食感が残されていますし、メークイーンや男爵とは異なる甘みを感じまして…
きたあかりやインカのめざめといった、何か特別なものが使われているのかと尋ねてみますと、特にこだわったものを使ってはいないと言いながらも、茹でたじゃがいもをお店で燻製にしているのだとか
飾られたソーセージも燻製にされたものであることから2つの相性も良くおいしくいただけます
「錦糸玉子のシーザーサラダ」
ここでしか見ることができないシーザーサラダだからと勧められていただいたのだけど…
錦糸玉子で巻かれたレタスをお皿に描いたシーザードレッシングでいただくという独特なスタイルにびっくり
たしかにここでしか見ることもいただくこともできない一品でありますね


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「最強の煮玉子」
たかが煮玉子 されど煮玉子
半熟に仕上げられた黄身がとろーんとローストビーフと絡み合いますし、そこに濃厚なウニの風味が加わって…
「豪華‼︎ ウニトロ」
レンゲの中に〝ネギトロ〟〝本マグロ中トロ〟〝生ウニ〟と重ねられていまして…
そこにお醤油を数滴と刻みわさびを少し乗せて、一口で頬張ります
贅沢って幸せなことですね


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名物とある「エノさんの本気の刺身」と黒板に書かれた本日のおすすめから選んだ「新鮮 新秋刀魚」
新秋刀魚は焼きでも刺身でも大丈夫とのことでしたので刺身をチョイスさせていただきますと、そのふたつを合わせてこんなに綺麗に盛り付けていただけました
中央には〝かつお〟〝しめ鯖〟〝鯛〟と本気の刺身が盛られているのですが、築地直送と書かれるだけのことがある新鮮なものでありますし、それを飾るように盛られた〝新秋刀魚〟では秋刀魚ならではの甘みがお口の中に広がります


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肉バルともあるようにお魚だけではなくお肉メニューも充実していまして…
スタッフおすすめの「ブラックアンガス赤身牛の塊肉ステーキ」をいただきます
150gの塊とのことですので、それほどボリュームがあるわけではありませんが、添えられたお塩を少し付けていただきますと赤身ならではのコクを楽しむことができました
ミディアムほどに焼き上げられていますので、ジューシーさもあって満足度が高い一品であります


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〆でいただいたのは「ナンとカレーピッザ」
ちょっとシャレ混じりのネーミングではありますが、自家製だというキーマカレーの辛味が程よく、モッチリとしたナンとの相性もバッチリですね



お店には行ったときに目がいってしまった短パンにヘソ出しシャツを着たスタッフには驚かされましたが、マニュアルに縛られることのないフレンドリーな接客に好感が持てまして…
ほかのスタッフも気さくな方たちばかりでしたので、会話を楽しむことができましたしおいしいお料理をいただくこともでき…
楽しい時間を過ごすことができました



【肉バル&魚バル カツオ】
東京都立川市柴崎町3-10-5 FMビル2F
042-512-8503



『レストラン紅花別館』 1950年開業 世界に広がる〝BENIBANA〟はココから始まりました

2018-09-02 17:44:22 | 関東
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非常に強い勢力だと報道される台風21号の影響なのか、どんよりとした空模様でありまして…
陽射しが無い分気温は上がることはないのですが、ジメジメとした不快さが増した日曜日であります
こんな日はおいしいものをいただいて、気分だけでも高めることにいたしましょう


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気分は洋食なのですが、ここ数日はステーキやハンバーグをいただくことが多く…
それで、お肉ではない洋食をと考えながら歩いていますと、引き付けられるようにこちらのお店の前にいました
ニューヨークをはじめ世界各国で知られる「BENIBANA」でありますが…
その誕生はここ日本橋に開業したジャズ喫茶が始まりであるようで、甘味処やコーヒー専門店を経て、1950年にレストラン紅花を開店されたそうであります
1階は目の前でお肉を焼き上げてくださる『鉄板焼き紅花別館』
階段を上った2階はオムライスやシチューなど、懐かしい洋食がいただける『レストラン紅花別館』
と別れています
白と赤のコントラストが眩い客席にはキチンとテーブルセットがなされていて、お客さまをお迎えする準備も万端であります


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こちらには名物とも言える、ココットで提供されるスリランカカレーがありまして…
昨日のように暑い日だったら迷うことなくそれをいただくのでありましょうが、今日の目的はオムライスってことでビーフシチューが添えられる「オムシチュー」をいただきます
好きなもの同士のコンビネーションだということでテンションも高まっていたのですが、残年なことに玉子には火が入り過ぎていましたし、チキンライスは作り置きされて時間が経っていたのでしょう
玉子もチキンライスもしっとりさを感じることがないことから、ふたつの一体感を感じることが出来ず残念でありました
しかしながら、シチューのお肉はフォークで切れるほどに柔らかく煮込まれていますし、デミグラスのほんのりとした酸味も見事で…
ソースを残すことなくオムライスと絡めていただきました



【レストラン紅花別館】
東京都中央区日本橋1-2-15 2F
03-3271-0600


『岡半本店』 1953年創業 銀座で60余年続く老舗鉄板焼店でいただく「和牛サーロイン小角ステーキ」

2018-09-01 21:50:29 | 関東
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八重洲での用事を終えて、お昼をいただこうと銀座へ
目的としたお店の扉を開けますと、なんと土曜日にはランチ営業をやってないというではないですか…



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それで気を取り直してお邪魔したのが『岡半』
クラブやバーなどが多く入るビルの7階にあるため、日中のエントランスはひっそりとしていまして…
ここもやっていないのではないかと不安になりながら昇リ、扉を開けますと心地よい笑顔で迎えてくださりカウンターへと案内されます


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「和牛リブロース薄焼」にしようか、それとも「和牛サーロイン小角ステーキ」にしようかと散々迷った挙句に選んだのは小角ステーキ
目の前で手際よく調理する姿を見ていると、それだけでもおいしそうに思えてきます
2種類用意されたソースはどちらもご飯に合うもので、1.5倍に増量したお肉はあっという間になくなっていました

〝隣の芝生は青く見える〟ということでしょうか
お隣に掛けられている女性のために焼かれているリブロースの薄焼を見ていますと、それが堪らなくおいしそうで…
次回はそれをいただくことに決めました


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おいしいお肉をいただいたあとは場所を変えて、コーヒーかお抹茶をいただくことができまして…
先客たちが女子トークで盛り上がっていらっしゃいました



【岡半本店】
東京都中央区銀座7-6-16 銀座金田中ビル8F
03-3571-1417