梅雨らしい空模様の日には・・・ そんな日に時間が取れたら、ゆっくり読みたい本があります。
ベニシアのハーブ便り 
ガーデニング愛好者にとっては有名な、ターシャテューダの本と同様に、
綺麗な写真をたくさん載せた、ハーブの本です。
著者のベニシア・スタンリー・スミスさんは、イギリス貴族社会に別れを告げ、
現在は京都大原の古民家で暮らす、ハーブ研究家です。
この本の中では、日本の四季の美しい写真と共に、暮らしの中で活かされるさまざまなハーブが紹介されています。
料理や石鹸・ローションなどはもちろん、掃除術やハーブの育て方、ハーブクラフト等について、
細かいレシピも紹介されていて、知識を得ながら楽しく読むことができそうです。
そうなんです。まだ私も読み始めたところ。
必要な部分だけを参考書として読んでもいいし、綺麗な写真を眺めてもいいし、
エッセイ部分を読んで、イギリスの貴族社会から大原へと変わっていった
著者の人生に思いをはせてもいいし・・・
手元に置いておきたい本として、これから少しずつ読み進めていきたいと思っています。
世界文化社 定価：１９００円（税別）
ちなみに、工房で作ることのできる虫除けスプレーと同じレシピが載っていました。
このスプレーをつけて畑仕事をしたスタッフから、
「顔の周りにブ～ンと飛んできた蚊が、近くまで来るのに体にはとまらなかった
」とそんな話を聞いたので、自分用のスプレーをすぐに作りました。
夕方の散歩も、ささやかな収穫作業も、たまに行う草むしりも、これで大丈夫。
さわやかな香りで、体にも優しいこのスプレーはお勧めです。
レシピを見てご自分でも作れると思いますが、材料や瓶などを買い揃えるのが面倒なら、
ぜひ工房へどうぞ。いつでも簡単に作れますよ。
