

新聞やインターネットで情報を集めることもありますし、開催者からお知らせを頂くこともあります。
先週、今週と、いくつかの展覧会に出かけてきました。



まずは横浜そごうで行われていた「青瓷三人展」
国府津在住の陶芸家、


会場では先生や奥様とお話できただけでなく、熊本から勉強に通ってきているという
若い作家の、


若いけれど、いい先品を作られていたので、名前を覚えておこうと思いました。
印象的なお名前は本名だそうで、お父さんが初代の窯元だそうです。
次は国立新美術館で開催中の「日展」
少し前フェルメールの記事を書きましたが、今回は会期が9日までとなった日展です。
大きな公募展で作品数が多いので、工芸に絞って見てきました。
陶芸はもちろん、染色や和紙、皮工芸にも面白い作品がたくさんあり、とても参考になりました。

更にミッドタウンの中に移転したサントリー美術館では、「鳥獣戯画展」
こちらは16日まで(火曜日休館)。

アニメやイラストにも通じる親しみのわく作品のせいか、若い方もたくさん来ていました。
週末は長蛇の列を覚悟しなくてはなりません。
じっと並んで一番前をキープしながら見て廻るのもいいけれど、
私は少し後目から覗き込んで、開いた所で滑り込む方法を取りました。
それでもかなり時間がかかりました。
こんな時は、もう少し背が欲しい。

丁寧に書かれた物もありましたが、基本的には戯画、ラフで勢いのある筆運び。
しかもそこに表現されている可笑しさは、いつの時代も変わらない笑いのセンスが感じられます。
笑いって、性別・人種はもちろん、時代も飛び越える力があるんですね。
最後に 工房・暮楽花人 でもお世話になっている「ルミネステンドグラス」の教室作品展。


指導されている原田先生の作品だけでなく、生徒さんたちの作品も展示されています。


行灯型の照明には、和紙が裏貼りされたガラスが使われていました。
ハンダ付けしてもこげることは無いそうで、綺麗に仕上がっていました。


はめごろしの窓などに使えるパネル作品も、たくさんありました。
アフリカをモチーフにした作品が印象的でした。
皆さんとても上手。ステキな作品です。

12月10日(月)まで、小田原のアオキ画廊で開催中です。
時間がありましたら、暖かいステンドグラスの色をご覧下さい。

