昨日に続いて、大地の芸術祭のご紹介です。
最初の作品は、日本大学芸術学部・彫刻科の有志による
脱皮する家 
床・柱・梁・壁・・・・・ありとあらゆるところが彫りつくされています。
2006年の作品ですが、約1年がかり、延べ1000人以上の手によるものだそうです。

2階に上がると、足元からスコーンと抜けた景色が気持ちいい~
床に座って景色を眺めていました。
この彫刻刀と木づちで一彫り一彫り・・・
実際に彫った方がいらしたので、「彫り始めはどこからだったんですか?」と尋ねたところ、
「それがねぇ、わからないんですよ。みんな位置について、カウントダウンで彫り始めようとしたら、
えぇ~、もう彫っちゃいましたよぉ~って・・・それはないですよねぇ・・・」だって。
そのすぐ近くにあるのが、アルミなどの金属の粉を吹き付けた
コロッケハウス
彫りつくした次の作品のコンセプトは、金属で包む。

木造の家が、グレー一色の近未来的なコーティングをされていて、不思議な世界です。
手触りは、サンドペーパーのようです。
この作品を作った学生さんたちが、隣の蔵でグッズ販売をしていました。
その中に、生のレモンに同じようなコーティングをしたものがあり、金属のようなレモンを振ると、
乾いて収縮したレモンがコロコロと感じられました。ふしぎぃ~
こちらは家じゅうに毛糸が張り巡らされた作品
家の記憶 

毛糸の総使用量は、40キロメートルにもなるそうです。
受付当番は、ボランティアのお年寄り。

「なんだか巻き込まれちゃってなぁ・・・」とおじいさん。
「若い人がたくさん来てくれて嬉しいよ。こんなにたくさんの若い人、見ることないからねぇ」とおばあさん。
作家・製作スタッフの他にも、たくさんの応援団に支えられているんですね。
こちらは2006年の作品。タイトルは、
再構築 
楽しみにしていた作品の一つです。
高原の草むらに囲まれた細い道を入っていくと、小さな小屋がありました。
丸い鏡が貼り付けられ、周りの景色を写し込んで、溶け込んでいるのに不思議な存在感。

見る角度を変えると面白い。
季節や天候で、さまざまな顔を楽しめそうですね。
時間が早くて中は見られませんでしたが、中にもさまざまな大きさの丸い鏡が貼り付けてあります。
次回はぜひ中も見てみたい作品です。
参加作品の中には、音や映像を表現した作品もたくさんあります。
広い敷地にぽつんと置かれた手作りの小屋。スウェーデンからの参加です。

階段を上がると目の前には草原と森が広がっています。

そして、ベンチとヘッドホン。

どこかに据えられた集音器が、さまざまな音を増幅させて聞かせてくれます。
風の音・鳥の声・虫の声・葉の揺らぎ・そして小さな虫の羽音・・・
耳を澄まして、見えない音の主を想像する・・・楽しい作品でした。
最初の作品は、日本大学芸術学部・彫刻科の有志による


床・柱・梁・壁・・・・・ありとあらゆるところが彫りつくされています。
2006年の作品ですが、約1年がかり、延べ1000人以上の手によるものだそうです。


2階に上がると、足元からスコーンと抜けた景色が気持ちいい~

床に座って景色を眺めていました。



実際に彫った方がいらしたので、「彫り始めはどこからだったんですか?」と尋ねたところ、
「それがねぇ、わからないんですよ。みんな位置について、カウントダウンで彫り始めようとしたら、
えぇ~、もう彫っちゃいましたよぉ~って・・・それはないですよねぇ・・・」だって。
そのすぐ近くにあるのが、アルミなどの金属の粉を吹き付けた


彫りつくした次の作品のコンセプトは、金属で包む。


木造の家が、グレー一色の近未来的なコーティングをされていて、不思議な世界です。
手触りは、サンドペーパーのようです。
この作品を作った学生さんたちが、隣の蔵でグッズ販売をしていました。
その中に、生のレモンに同じようなコーティングをしたものがあり、金属のようなレモンを振ると、
乾いて収縮したレモンがコロコロと感じられました。ふしぎぃ~

こちらは家じゅうに毛糸が張り巡らされた作品



毛糸の総使用量は、40キロメートルにもなるそうです。
受付当番は、ボランティアのお年寄り。


「なんだか巻き込まれちゃってなぁ・・・」とおじいさん。
「若い人がたくさん来てくれて嬉しいよ。こんなにたくさんの若い人、見ることないからねぇ」とおばあさん。
作家・製作スタッフの他にも、たくさんの応援団に支えられているんですね。
こちらは2006年の作品。タイトルは、


楽しみにしていた作品の一つです。

高原の草むらに囲まれた細い道を入っていくと、小さな小屋がありました。
丸い鏡が貼り付けられ、周りの景色を写し込んで、溶け込んでいるのに不思議な存在感。



季節や天候で、さまざまな顔を楽しめそうですね。
時間が早くて中は見られませんでしたが、中にもさまざまな大きさの丸い鏡が貼り付けてあります。
次回はぜひ中も見てみたい作品です。
参加作品の中には、音や映像を表現した作品もたくさんあります。
広い敷地にぽつんと置かれた手作りの小屋。スウェーデンからの参加です。

階段を上がると目の前には草原と森が広がっています。

そして、ベンチとヘッドホン。

どこかに据えられた集音器が、さまざまな音を増幅させて聞かせてくれます。
風の音・鳥の声・虫の声・葉の揺らぎ・そして小さな虫の羽音・・・
耳を澄まして、見えない音の主を想像する・・・楽しい作品でした。
