暮 楽 花 人 の 風

  ★暮らし・花とハーブと手作りを楽しむ★手作り工房「暮楽花人の風」のスタッフがお届けします。

大地の芸術祭 3

2009-08-14 09:32:52 | Weblog
やっぱりご紹介しきれないので、今日も続きをご覧ください。


妻有のやきもののシンボル。 うぶすなの家  です。

うぶすなとは、産土神のことと思われ、その土地の守り神を意味しているようです。

山里の民家が、やきものともてなしの場所として再生されました。


 

          外からも見える陶器のかまど


 

九谷焼の囲炉裏と、陶器の湯船。




自由で楽しいこのかまどは、もちろん現役。この家の主役です。

部屋の中にはたくさんの作品も展示され、食事やお茶をいただくこともできます。




こちらは小さな蔵に飾られた作品。

蔵に入ると、狐の嫁入りをテーマにした花嫁衣装が・・・



2階には、古い着物生地を使った作品が展示されていました。



蔵の前の田んぼには、見たことのない植物が・・・



蔵の当番のおじいさんに聞いたところ、水の中からアスパラのように細い竹の子が出てくるとか・・・

○○たけ・・と教えてくれたのですが、正式名称は忘れてしまいました。


  十日町キナーレ


こんなふうにたくさんの作品が、広い地域にまたがって公開されています。(9月13日まで)

このあたりの感覚だと、南足柄・松田・山北・大井・開成・中井・小田原・箱根ぐらいまでが

みんなで一つのお祭りを開催している感じです。

その情熱とエネルギーと柔軟な姿勢に、本当に頭が下がりました。

参加されている作家のみなさんも、支えている企業、自治体、ボランティアのみなさんも

本当に素敵です。3年後の大地の芸術祭も、心から楽しみにしています。

         お ま け 

越後湯沢で新幹線を降り、ほくほく線に乗りました。

初めて乗る電車は、かわいい2両編成のワンマントレイン。




そこに思いがけないプレゼントが待っていました。

しばらく走って、トンネルが続くと思ったら、車内の照明が消えて真っ暗に・・・

すると、車両の天井をスクリーンに、花火の映像と音楽が始まりました。


 

上映は5分余り。終わると乗客から拍手が起こるほど、楽しいパフォーマンスでした。

トンネルが長く続く・・・そんなマイナスをプラスに変えるだけでなく

忘れられない思い出をくれたアイデアに、すっかり魅了されました。