工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

京都国立博物館「細川家の至宝」展の国宝などの、名品に魅せられる!

2011年10月11日 | Weblog
友人と荻須高徳展の帰りに、京都国立博物館で開催されている

「細川家の至宝」展に寄りました。 10月8日から11月23日までの開催です。

「細川家の至宝」展の文字クリックするとホームページにリンク出来ます)

初日の8日は、細川家の18代当主、細川護熙( もりひろ)氏の

「細川家 美と戦いの700年」という講演が、10時から11時半まで開催され、

NHKでも、「細川家の至宝」展 をとりあげているので、初日というのに、

混んでいました。

珠玉の永青コレクションということでしたが、これほどの名品ぞろいとは!ただ感嘆!

国宝が8点はあり、東京目白にある細川家の屋敷跡にある、永青文庫は、旧熊本は藩主

であった、細川家が所蔵する宝物を永く譲り伝えていくために、

昭和25年に(1950年)、第16代当主細川護立(もりたつ)氏(1883年 - 1970年)

によって設立され、護立氏は、旧侯爵、貴族院議員で、国宝保存会会長などを務め、

戦前・戦後の日本の文化財保護行政に多大な貢献をしているとのことです。

「美術の殿様」と言われ、美術品収集家としても著名で、国宝に指定されている

物などを、数多く永青文庫コレクションのために収集しています。

(現在は8万点のコレクションになっている)

細川家は、多くの大名の中でも、鎌倉、室町から江戸、現代まで名門として続いた

希有の家で、見ごたえのある貴重な、歴史ある細川家所蔵の名品が見られ、

充実した展示会でした。


看板



京都国立博物館


パンフレット


細川藤孝(幽斎)  武芸両道としての、細川家の土台を築いた!


国宝 刀


唐三彩相花文三足盤