工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

アスニー山科講座、「平家物語の成立をめぐって」~鎮魂物語の誕生~

2011年10月15日 | Weblog
10月12日のアスニー山科の講座は、「平家物語の成立をめぐって」

安徳天皇の入水と宝剣の行方から ~鎮魂物語の誕生~

講師は、千里金蘭大学教授  生形 貴重氏でした。

平家物語の作者は判らず、盲目の琵琶法師によって語り継がれて来たようです。

源氏と平家の戦いの壇ノ浦で、8歳の天皇が、三種の神器とともに、入水した悲劇を

、幼き天皇の祟りや恨みを鎮めるために、赤間神社に、安徳天皇を祀るようになる!

安徳天皇は龍宮城に行ったという伝承!

海に沈んだ 三種の神器は竜神の宝になったので、二度と帰ってこない!

平家物語は、怨霊を慰めるために、作られ伝承してきた物語とのことで、

後世までこの悲劇が、語りつがれ、平家物語の本、慈円の歴史書となったようです!


10月のアスニ山科講座