工房八重の部屋

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京都大丸「武政健夫ガラス彫刻展」繊細 優雅 あふれる気品 素晴らしい!

2011年10月27日 | Weblog
京都大丸で、「武政健夫ガラス彫刻展」が30日まで、開催され、

繊細 優雅 あふれる気品 とのことで、どんな作品か?みじかに見てみたい!

「"ガラス彫刻"とは、17世紀以降のヨーロッパで盛んとなり、その神業的精緻な技を

競い合うことによって幾多の名品が作り出され、今日に引き継がれている。

アメリカ在住の武政健夫氏が手がける「銅盤ガラス彫刻」は、ガラス工芸の世界でもっと

も困難な技法であり、緻密さ、繊細さ、そして極度の集中力が必要とされている。

武政氏の作品は、歴代のアメリカ大統領の贈り物として、各国元首やロイヤルファミリー

に秘蔵されており、世界中で多くのファンを獲得している。

あまりに高度な制作技術が必要なことから、年に3~4作品の制作が限度であり、フリー

ランスとなった1989年以降の作品は、現在60点しか存在しないなか、半数以上の35点が

大丸ミュージアム<京都>に集結。もちろん、最大規模の展覧会となる。」

ということです。

なんと繊細で、気品にあふれ、光と影で立体的に見える作品に、ただ感嘆! 

母上の横顔の髪の毛が、彫刻で表現され、年齢を刻んだ表情の暖かさ!

作品を見て、ガラス彫刻で、これだけの表現が出来る!

感性と技術が素晴らしい! 今や有名な、ガラス彫刻家として世界的作家に

なっておられるとのことですが、見終わって、その清冽な美しさが心に残る

展示会でした。




ポスター