「きりたんぽを楽しむ会」４

こんばんは。
秋田県横手市十文字町の地産地消デリカテッセン「紅玉」の高橋です。

昨日の続き。

さあ試食タイム。
頂きます。

▲皆さん、美味しく頂きます

最初は賑やか、食べ始めた皆さんは暫く無言で食べ続けます。
感想は如何？

誰かが、美味しいとつぶやいてくれたので緊張の糸がふと緩みました。

きりたんぽ美味しい！！
ああー！この会引き受けて良かった。

安堵の気持ちが心に広がっていきました。

きりたんぽの歴史を知り、農家さんを知り色んな思いがミックスされると更に美味しく感じるのは本当に至福のときですよね。
只空腹を満たす為よりかは、物語がある方が心の奥に響く感動は計り知れない。

今回の機会をくださった皆様に本当に感謝致します。
一仕事を終えた疲れが心地よく今年の料理教室最後の締めとしては本当に感動が多いものとなりました。
ありがとうございました。


★★★★★

年末年始の営業予定

１２月３０日　　11:00～19:30（お食事ラストオーダー14:30）
１２月３１日　　11:00～15:00（お食事はお休み）
１月１日　　　　お休み
１月２日～４日　11:00～17:00（お食事ラストオーダー14:30）

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デリカテッセン＆カフェテリア　紅玉
〒019-0509　秋田県横手市十文字町梨木字沖野66－1
TEL 0182-42-5770
E-mail:kougyoku_deli@mail.goo.ne.jp
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「きりたんぽを楽しむ会」３

こんばんは。
秋田県横手市十文字町の地産地消デリカテッセン「紅玉」の高橋です。

昨日の続き。

野菜を切り、スープを起こしていると、少しの時間が空きました。
そこで佐田社長と藤川さんから、持って来て頂いた生産品に関してのお話をして頂きました。

佐田商店の佐田社長からは、きりたんぽにまつわる歴史と広がっていった経緯等、初めて知ったことも多かったです。

▲佐田社長のお話は蘊蓄に富む


▲きりたんぽの歴史を学びました

木こりやマタギ、農民にとっての保存食「たんぱ」が次第に家庭料理になり、郷土料理へと洗練されていくその歴史と文化。

きりたんぽを次世代に繋いでいく上で秋田の人々誰にも一度は聞いてもらいたいお話、と私は思いました。

また、藤川さんからは、セリに関する栽培やライバル宮城県名取市への思い等様々なお話参考になりました。

▲三関のセリは葉から根っこまで美味い！

本当に時間が足りない。
まるで学校の授業ですよ。
ものすごく学びが多い。
参加したいと思いながらも参加出来なかった方にも、是非お伝えしたい。


このお話が終わる頃、スープ作りは佳境を迎えました。
いよいよ味付けです。

▲比内地鶏と親鳥のスープを合わせて


▲何度も味見を繰り返して調整

スープの濃度で調味料が変わります。
何度も味見をします。
家庭のものと違い量が多くて加減が難しいです。

でもここが見せ所とでも言いましょうか。
皆さんそれぞれの意見を伺いながら味を決めました。

▲よし、完成！

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「きりたんぽを楽しむ会」２

こんばんは。
秋田県横手市十文字町の地産地消デリカテッセン「紅玉」の高橋です。

昨日の続き。

今回のイベントでは秋田市土崎の佐田商店さんにはきりたんぽ。
取引農家の藤川さんには、湯沢市三関の芹をご提供頂きました。
そして比内地鶏、能代の長ねぎ地元のゴボウ等テーブルの上にはたくさんの食材達が。

▲テーブルの上にはたくさんの食材


▲杉の香漂うきりたんぽ


▲作り立てのきりたんぽの香りを確かめ合う

見ているだけで楽しいのは私だけでしょうか？本当に心弾みます。

余談ですが、私は幼少の頃
走っている鶏を見ては本気で美味しそうと思っておりました。

さあ、お料理作りますよ！！
因にいつも行っている料理教室では、やりたい作業が立候補制です。

▲皆さんへ作業の分担を

積極的に参加したと私は思っていますから、早いもの順で覚えたい作業を習得してもらいたいのです。

今回の人気作業はやはりだまこ餅つき丸め作業！
私も大好きな作業です。
途中で自分の口にポイと放り込む事が一番の目的ですがね。
だまこ餅作る方は皆さんそうですよね。

▲皆で楽しくだまこ餅作り


▲こんな感じ？と見せ合います


▲ドンドン出来ていく

お肉の捌き方、ゴボウのささがき。
芹の根っこはどこまで使うかなどなど賑やかに時間は過ぎていきます。

▲お肉は腿と胸肉


▲ゴボウは水にさらしてアク抜き

そしてある方が、だまこの丸め方に一言もの申す！
キレイに丸めないとスープが濁るので、丸め直しだと思います。

私もそう思います。
作り直し決定。

素晴らしいではありませんか。

妥協を許さないチームへといつの間にか変わっていっていました。
何時間か前に出会った人たちではありますが、お料理を通じてチームプレーまでも出来上がりました。

紅玉の裏側って…部活もしくは道場とでも言いましょうか。

決してゆったりとしている訳ではありません。
毎日の厨房で、開店までおしゃべりしてたら間に合いませんからね。

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年末年始の営業予定

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「きりたんぽを楽しむ会」１

こんばんは。
秋田県横手市十文字町の地産地消デリカテッセン「紅玉」の高橋です。

昨日は、あまりに睡魔に襲われたので
無理せず就寝。

さあ！昨日行われたきりたんぽの会について書かせて頂きます。
先ずは、この会を主催して下さった秋田県立大学の谷口先生がご挨拶。

▲「地産地消を進める会」の代表でもあられます

今回のこの企画は、秋田県内の飲食店で食をテーマにリレーしていく『地域の食のコミュニティプロジェクトVol3』。
人と人をつなぐ場としての「地域の食のレストラン」になっていくことを目的としています。
参加して頂いた方達に、この会の趣旨が伝われば良いな！

皆さん、谷口先生のお話に興味深そうに耳を傾けています。

そして、先生のお話が終わるや否や、私から、とにかく全ての前にスープ作りに取りかかりますっ！！！と厨房へご案内。

▲「これからスープをつくります！」

だって、時間が限られている中で丁寧にスープとらなくちゃ。

皆さんきっと谷口先生のお話の後、何も分からないまま厨房に入りスープおこしの基本に取りかかりました…

▲鶏ガラに霜をふって


▲水洗いして煮込んでいきます

鶏ガラと水を入れた鍋をを火にかけて、ようやくお料理教室の始まり始まり。
きりたんぽにまつわる私の想いや、レシピの事。
そして皆さんの自己紹介へと話は移っていきます。

やはり県南の方は、きりたんぽを食べる文化がないらしい。
お客様に、私は食べるけど…と言われた事がありました。

でも統計的に見るとやはり少ない様に思えます。
欲張って「だまこ餅」も作っちゃおう。初めて作るーと言う方もいました。
やりがいあります。


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明日はいよいよ「きりたんぽ」

こんばんは。
秋田県横手市十文字町の地産地消デリカテッセン「紅玉」の「何にも専務」です。

いよいよ明日は、地産地消をすすめる会との共催「『異食』文化交流会　きりたんぽを楽しむ会」！

▲皆できりたんぽを味わおう

今回は、紅店長がダシをとるところから参加者の皆様とご一緒にきりたんぽを調理します。

もちろん生産者の方々にもお越し頂いて、そのこだわり、その想いを語って頂いたり、参加者の皆様と県南と県北・県央の食文化の違いを楽しく語り合う場にしたいと思います。

そもそも、県南横手に県央大潟村から嫁いで来た家内がその食文化の違いに驚いたことからヒントを得て、この催し物を思いつきました。

「鍋っこ遠足で何を作ったか」
「季節ハタハタは一食何匹位食べるのか」
「赤飯は甘いもの？塩っぱいもの？」
この秋田県内でも食文化の違いは驚く程大きいですね。

皆様と「異食文化」を楽しく味わい語らう催し物になることでしょう。

明日が楽しみです。

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『異食』文化交流会「県南の地で本場のきりたんぽを楽しむ会」

▲今回のポスターです


▲デザインは「バウハウス」さんです

秋田名物とうたわれる「きりたんぽ」。
しかし秋田県南部は「きりたんぽ」とはあまり縁のない土地柄です。

秋田県南部では本場のきりたんぽの食べ方を未だ知らない方も実は多い様です。

この会では紅店長の故郷である大潟村の家で食べてきた作り方で
参加者の皆さんと一緒にお料理します。

また、きりたんぽや比内地鶏、セリなどの生産者の方々と交流し、
皆さんと秋田の食について楽しく語らいながら、
秋田を代表する鍋料理「きりたんぽ」に舌鼓を打つ会にしたいと思います。

とき：１２月１６日（日）１４時～１８時
ところ：デリカテッセン紅玉２階
参加費：１５００円（食材費・試食費用を含む）
持ち物：エプロン・三角巾

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