これは、カンボジアPKOやルアンダ人道支援、イラク復興支援などに多くの成果を挙げた基礎になっていることは良く知られています。
世界情勢が極めて不安定で緊迫している中、英国も日本のやり方に倣うようです。
1月19日16時18分に、スプートニクが「英国防相 ロシアとの軍人レベルでのコンタクト確立を指示」の題で次のように伝えました。
『英国のファロン国防相は「ロシアの対ウクライナ政策が原因で、今もなお、ロシアのショイグ国防相とのコンタクトを維持できていない」としながらも「空と海における英国の安全保障のため、両国軍人間のコンタクトは、制限つきではあるが許可される」と述べた。
月曜日、ファロン国防相は、議会下院で、ロシアとのコンタクトの現状に関する保守党のクチンスキ議員の質問に、次のように答えた―
「2014年の不法なクリミア併合と、今も続けられている東ウクライナの分離主義者に対するロシアの支援により、我々は正常な協力に戻れないでいる。
しかし、空及び海上における安全保障のため、私は、国防省職員に対し、軍人レベルでのロシアとの制限されたコンタクト確立を許可した。これは、英国の領空及び領海の確実な保護を保証するためのものである。」
なおクチンスキ議員は、テロリズムとの戦いや経済的合理性の観点から、保守党の他の多くの同僚議員と異なり、ロシアとの関係正常化は不可欠だと考えている。』
日本と中国との間には「軍人や防衛関係者同士のある種のコンタクトルート」が存在します。
詳細は申し上げられませんが、これは、長年の「人間関係」の賜物です。
あのMI5やMI6のような優秀な情報機関を持つ英国政府をもってして、英国国防相が軍人レベルでロシア軍人との交流を指示したのも、人間関係が外交や安全保障にも重要であり、「ある種のコンタクトルート」を英国とロシアとの間で作りたいからでしょう。
かの有名な「007」シリーズのスパイ映画や、米国のドンパチ破壊工作映画のように、スパイ、破壊工作員や特殊部隊隊員などがドンパチをやって成果を挙げるだけでは、国際社会は動かない時代になったのです。
人間関係が外交や安全保障にも重要であることを再認識させられる時代が到来したことが、この記事は暗に示しています。
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EUは難民問題で無理な理想や理念が崩壊 その理由は性善説の法体系や制度にある訳
EUでは近年、シリアなど中近東やアフリカを中心に難民が押し寄せ、その一部の人間でしょうが、テロや各種の重大犯罪を犯すなど、正に非常事態の状況です。
しかし、その理由の一部はEUそのものにあります。
EUは難民問題で無理な理想や理念が崩壊してしまいました。
その理由は性善説の法体系や制度にある訳とは何か??
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