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6月16日(金)のつぶやき その2

2017-06-17 04:06:45 | 防衛
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6月16日(金)のつぶやき その1

2017-06-17 04:06:44 | 防衛
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英国ロンドンでの高層住宅火災は決して他人事ではない!!防火対策強化の対応を!!

2017-06-17 00:00:00 | 報道/ニュース
日本でも格安家賃の「アパート」「集合住宅」等が火災で多くの犠牲者が出る火災が時々発生しています。
英国ロンドンでの高層住宅火災は決して他人事ではないのです!!

6月16日16時37分にロイターが「ロンドン高層住宅火災、少なくとも65人が行方不明=英サン紙」の題で次のように伝えました。

『[ロンドン 16日 ロイター] - 英大衆紙サンは16日、英ロンドン中心部にある24階建て高層公営住宅で14日発生した大規模火災で少なくとも65人が行方不明になっていると報じた。

警察はこれまでに17人が死亡したとしており、この数が増えることが懸念されている。
ロンドン警察のカンディ署長は15日、死者は100人を超えるかとの質問に「3桁に達しないことを祈りたい」と答えていた。』

同日14時51分に同メディアは「アングル:高層住宅火災で露呈、英国が抱える「貧富の格差」」の題で今回の火災の背景にある社会の格差と分断について次のように指摘しています。

『[ロンドン 15日 ロイター] - 少なくとも17人が死亡した大規模火災が今週発生したロンドン西部の公営住宅がある一角から、徒歩で少しの場所に、数百万ポンドはする優雅な住宅が並ぶ、英国で最も裕福な通りの1つがある。

ケンジントン・アンド・チェルシー王室特別区は、ポップスターやセレブ、富裕層や銀行幹部が住むエリアとして、英国内外で広く知られている。
だがその同じ地区には、今回の火災が起きた24階建ての高層公営住宅「グレンフェル・タワー」が建つ一角のように、貧しい地区も点在している。

住民が寝入った14日未明に発生し、瞬く間に炎が建物を飲み込んだ今回の大火災では、住民数十人が行方不明となっており、犠牲者の数はさらに増えると当局は見ている。運よく脱出できた住民も、全ての所持品を失った。

この大惨事にショックを受けたロンドン市民からは、大量の洋服や靴、シーツなどの寄付が押し寄せ、早々にボランティアが対応しきれない程になっている。
だが15日には、黒焦げの無残な姿をさらすタワーの周辺から、はっきりと怒りの声が上がっていた。地元当局が、富裕層を優遇する政策に走り、貧しい市民の安全や福利を軽視している、というのだ。

火災のあった建物に住む受付係員のアリア・アルガッバーニさんは、新たな外装材が取り付けられた昨年の改修工事に立腹していた多くの住人の1人だ。炎が急速に広がった一因に、この改修工事があった可能性を指摘する報道も出ている。
「なぜ外観をきれいにしたのかを考えると、いらだたしい。反対側の高級住宅の住民にとってこのタワーが見苦しいからだ」と彼女は言う。

消防当局は、火災原因を特定するには時期尚早としており、地元当局は、改修工事は住人の住環境改善のために行ったと説明している。

<「二都物語」>
改修工事中に同タワーの住民と緊密に連携していた地域のまとめ役、ピルグリム・タッカーさんは、今回の火災は、長年の間コミュニティの一部を丸ごと無視したことによる悲劇的な結末だと考えている。
「この公営住宅の住人は、自分たちが無視されていることを知っている」と、彼女は衝撃を隠せない様子で語った。「もし行政がするべき仕事をしていたなら、こんなことは起きなかった」

防災上の懸念を住人が指摘したにもかかわらず聞き入れられなかったとタッカー氏らが声を上げるなか、大惨事の余波は、より大きな政治の世界にも広がりつつある。
先週の総選挙で、財政規律の重視や、減税、ビジネス環境の整備を掲げた与党保守党は、公共事業に対する支出拡大を重視する野党労働党に対し議席を失い、過半数を確保できなかった。

グレンフェル・タワーのあるケンジントンの選挙区では、史上初めて労働党の候補者が当選を果たし、驚きを持って受け止められた。
当選した労働党のエマ・デントコード議員は新聞のインタビューで、安全性を軽視したとして行政当局を批判し、悲劇は防げたはずだと指摘するなど、火災を機に素早い反応を見せた。
メイ首相は15日、グレンフェル・タワーを訪問したが、消防士と会話する一方で住民とは言葉を交わさなかったと批判を浴びた。

対照的に、近隣の教会を訪問して住民やボランティアに面会した労働党のコービン党首は、「来てくれてありがとう」と周囲から声がかかるなど歓迎された。
「ケンジントンが『二都物語』であることは、避けられない事実だ」と、コービン党首は記者団に述べた。「ケンジントンの南側は極めて裕福で、全国で最も高級な地区だ。この火事が起きた地区は、国内でも最貧の部類だと思う」
(以下略)』

この高層住宅火災のあったロンドンの例に漏れず、日本でも「見栄えを良くするビルやアパート、マンション」の改修工事は各地で進んでいます。
英国と日本とは、防火対策のレベルが違うので大丈夫、と思いたいのですが、老朽化した建物やスプリンクラーや防火扉が無い古いアパート等も沢山あり、日本でも他人事とは言えません。
安価な改修費で見栄えだけが立派なったトンデモ無い雑居ビル等もありますからね。


英国ロンドンでの高層住宅火災は決して他人事ではない!!
防火対策強化の対応を!!


平成29年の火災予防運動ポスター
出典:総務省消防庁HP

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