新生日本情報局

日本の新生のための情報局です。日本の素晴らしさや世界の政治・経済・軍事・外交・技術等を独自のソースや分析でお伝えします。

大阪府拳銃強奪事件の犯人の凶悪な犯行と不可解な行動は宮城県で発生した同様の事件と共通点あり!!

2019-06-19 00:00:00 | 防衛
既に多くの報道がなされていますが、大阪府拳銃強奪事件の犯人と見られる飯森裕次郎容疑者は6月17日に大阪府北部の山中で身柄と強奪された拳銃を確保、逮捕されました。
正に、大阪府警らの執念の捜査が実る形になり、筆者を含めて多くの方々が安堵されたかと存じます。

さて、今回の事件についてですが、飯森裕次郎容疑者の犯行は極悪非道で凶悪なものですが、その言動には不可解な点があります。
皆様の記憶にも新しい事件かと存じますが、ちょうど9ヶ月前に発生した、宮城県仙台市で発生した交番襲撃拳銃強奪未遂事件との共通点があります。

更に、一昨年の6月26日14時すぎ、富山県富山市で起きた交番襲撃事件との共通点も見られます。

6月17日23時11分に産経新聞 THE SANKEI NEWSの産経WESTにて「2件の“不審者”地道な捜査でつなぐ 拳銃強奪」の題で「大阪拳銃強奪」の特集項目にて、次のように伝えました。

『聞き込みで浮上した奇妙な同級生と、防犯カメラに写る不審な男。2つの手がかりは飯森(いいもり)裕次郎容疑者(33)に重なった。大阪府吹田市の大阪府警吹田署千里山交番前で起きた警察官襲撃事件。犯人が拳銃を手に逃走するという重大な事態に直面した府警は、5000人態勢という異例の大捜査網を敷き、発生から1日あまりで飯森容疑者の逮捕にこぎ着けた。

 1つ目の糸口は事件直前の110番通報だった。発信元は交番から約800メートル離れた阪急千里線関大前駅ホームの公衆電話。男の声で窃盗被害を申告し、名前と同交番から約500メートルにあるマンション一室の住所を告げた。

 だが、捜査員が現場に駆けつけると、窃盗事件は起きておらず、虚偽の通報と判明した。この家が実家で現在は別のところに住む男性の名前が、勝手に使われていたのだ。
 この男性に話を聴く中で1人の同級生が浮かんだ。小中学校時代に仲が良かった飯森容疑者。長年会っていなかったが、最近になってSNSを通じて連絡を取り、友人らの住所を尋ねてくるなどしたため、不可解に思っていたという。

 古瀬鈴之佑(こせ・すずのすけ)巡査(26)はこの通報をきっかけに襲われており、捜査員の間で「犯人がおびき寄せるために通報したのでは」との疑念が広がった。

 飯森容疑者の名前は別のルートからも、もたらされた。
 交番の防犯カメラには事件前に8回、付近をうろつく不審な男の姿が写っていた。その様子から、事前に交番内をうかがう犯人の可能性が高い。拳銃を持ったまま逃走しているという極めて危険な状況を考慮し、府警は「犯人とは断定していない」とことわったうえで、画像の公開に踏み切った。

「自分の息子に似ている」。公開から数時間後、大阪市内の交番に届け出たのは、飯森容疑者の父親だった。
 同市内に住む父親と離れ、飯森容疑者は東京都品川区のマンションで、母親と2人暮らしをしていることが判明。さらに、勤務先の都内のゴルフ練習場を数日前から休み、大阪入りしていることも明らかになった。

 こうした情報を、逮捕に結びつけたのは地道な防犯カメラ捜査だった。
 府警は発生直後から店舗や民家などに設置された無数の防犯カメラの映像を収集。交番で古瀬巡査を襲った直後から、犯人と特徴が似た人物を順番にたどる「リレー方式」と呼ばれる手法で足取りを解明した。

 関係者に画像を見てもらい、写っているのが飯森容疑者か確認する作業も同時に進行。その結果、飯森容疑者が犯行に関与したと断定した。
 飯森容疑者の足取りが最後に確認されたのは、犯行当日の16日夜、吹田市の北隣にある箕面市の山あいの住宅街。それ以降は、ふもとに下りていない、山中にいる、と判断した。

 17日。日の出とともに、容疑者確保の訓練を重ねてきた府警捜査1課の捜査員36人が、山に入った。
 約1時間半後、幅約2メートルの山道に置かれたベンチで横たわる男を発見。目を開けていた男は捜査員に気付くと、わずかに手を動かした。すかさず制止する捜査員。男はそれ以上抵抗することなく、名前を尋ねられると「飯森裕次郎」と名乗った。』

また、6月17日にzakzak by 夕刊フジが「大阪拳銃強奪、品川区の33歳男を逮捕 実弾1発発射の形跡も」の題で次のように伝えました。

『大阪府吹田市の吹田署千里山交番の前で、警察官が包丁で左胸など複数箇所を刺され拳銃が奪われた事件。吹田署捜査本部は17日午前、逃走していた東京都品川区の職業不詳、飯森裕次郎容疑者(33)を箕面市の山中で発見して身柄を確保、強盗殺人未遂容疑で逮捕した。飯森容疑者が拳銃を奪った際、拳銃には実弾5発が入っていたが、逮捕当時は4発しかなく、1発が消えていた。大阪一円を恐怖のどん底に陥れた拳銃強奪魔の目的は何だったのか。動機の解明が待たれる。

 捜査本部によると、飯森容疑者は「私のやったことではありません」などと容疑を否認。精神障害者保健福祉手帳を持っており、「病気がひどくなったせい、周りの人がひどくなったせいだ」とも話している。

 逮捕容疑は16日午前5時40分ごろ、千里山交番の北側駐車場で古瀬鈴之佑巡査(26)の左胸や両脚などを殺意を持って包丁で複数回突き刺し、実弾5発が入った拳銃1丁を奪った疑い。古瀬巡査は意識不明の重体。事件発生から約20分後の16日午前6時ごろ、交番近くの住宅街で複数の住民が破裂音を聞いており、発砲との関連を捜査している。

 捜査本部によると、交番の防犯カメラに写った不審な男について、事件直前まで東京都品川区に住んでいた飯森容疑者に酷似していると父親が府警に連絡。身体的な特徴などから高校まで大阪で過ごし、土地勘のある飯森容疑者が関与していると判断し、17日未明に逮捕状を取った。

 16日午後8時過ぎに飯森容疑者とみられる男が山中の方向へ向かう様子が周辺の防犯カメラで確認され、府警は夜明けとともに捜索。木製ベンチで横になっていた飯森容疑者を見つけた。

 逮捕時、飯森容疑者は水色の帽子をかぶり、紺色のジャージーと、えんじ色のジャンパーを重ね着し、えんじ色のズボンに紺色の靴だった。所持金は約10万円だった。
 防衛省関係者の証言では、飯森容疑者は2009年に海上自衛隊に勤務していたという。

 巡査の左胸の刺し傷は深さ約11センチで、肺を貫通し心臓まで達していた。刺さっていた包丁は全長約29センチ、刃体約15センチ。約3分間で胸や太もも、腕など7カ所以上を刺されるなどしており、捜査本部は飯森容疑者が強い殺意を持って襲ったとみて調べている。
(以下略)』

更に、同日、同メディアが「大阪拳銃強奪 逮捕の容疑者、小中学校時代の友人の連絡先など探っていた 元同級生に「同窓会開きたい」」の題で次のように伝えました。

『(前略)
昨年11月からは都内のゴルフ練習場で、清掃のアルバイトとして勤務していた飯森容疑者。今月上旬には沖縄旅行に出かけていたが、12日から欠勤していた。精神障害の障害者手帳を所持していたといい、「幻覚の症状が強くなりそうだから」と理由を述べていた。

 15日には「体調が良くなってきているので25日くらいから復帰しようと思う」と勤務先に連絡があったが、その翌日に犯行に及んだとみられている。

 一方、岩手めんこいテレビ(盛岡市)によると、飯森容疑者は同社関連の番組制作会社めんこいエンタープライズに2015年9月1日から正社員として勤務。翌年4月末に一身上の理由で退職した。』

これらの引用記事で、前述の宮城県や富山県で発生した同様の事件と共通しているのは、明らかに銃や自分の衝動的・破壊的な行動への執着(いわゆる自己中の破壊的衝動)、警察官に対する強い殺意を持った襲撃、そして反社会的で破壊的な考え、の3点です。

これはテロリスト、テロ組織、凶悪犯罪組織の論理と犯行への経緯とそっくりなのです!!

交番に基づいた治安・防犯体制が大きく揺らいでいる中でこのような凶悪犯罪を抑止するには、実態に即した強力な施策や法整備・体制の強化が不可欠でしょう。

具体的には、防弾ベルトの強化や拳銃を奪い取られにくくするだけではなく、凶悪犯の射殺や「射殺命令」での公開広域捜査を認める事や、今回のような凶悪犯の逃走などでは自衛隊の治安出動等を積極的に行使するべきでしょう。

富山県での同様の事件では、警察官だけではなく民間人の警備員も殺されています!!
宮城県での同様の事件では、警察官が刺殺され、犯人は警察官に射殺されています!!
このようなテロリストに慈悲などは無い、という事を示していかなければ、日本の治安維持体制は崩壊しかねません!!


大阪府拳銃強奪事件の犯人の凶悪な犯行と不可解な行動は宮城県などで発生した同様の事件と共通点あり!!

凶悪犯の逃走などでは自衛隊の治安出動等を積極的に行使するべきでしょう!!



大阪府での拳銃強奪事件を伝える、6月17日の夕刊フジ記事の目玉
出典:zakzak ツイッター


下のブログランキングに参加しています。ご支援のクリックをお願い申し上げます。



大阪府拳銃強奪事件の犯人の凶悪な犯行と不可解な行動は宮城県などで発生した同様の事件と共通点あり!!

凶悪犯の逃走などでは自衛隊の治安出動等を積極的に行使するべきでしょう!!



と思う方は以下をクリック!!


防衛・軍事 ブログランキングへ

人気ブログランキングへ

くる天 人気ブログランキング

有料記事では、あなたが知らないと損をする、報道されない国内外情勢や政治、軍事、外交、経済、技術などの深層や戦略などを、丁寧にお伝えします。

有料記事掲載サイト:以下リンク先→
新生日本情報局 ※(有料記事サイト)1ヶ月1000円で期間中は有料記事が読み放題、見放題で定期購読ができます。

定期購読の方法については、以下リンク先→
※(ヘルプ欄)課金記事を読む 有料の記事を読むには?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする