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万人に共通した事ですが自民党総裁選挙では言霊(ことだま)を大切にするかどうかが鍵です!!

2020-09-02 00:00:00 | 報道/ニュース
「目は口ほどに物を言う」とは言われます。
目付きや顔はコミュニケーションに大きい役割がある事は言うまでもありません。

そして、日本には、言霊(ことだま)という言葉があります。

筆者には、言葉には魂が、霊の動きのような想いが伝わるぞ、という意味で解釈しています。
これは古今東西を問わず、全ての業界、全ての地域で共通した作用をもたらします。
そして発言した本人の意向や考えすらも「揺り動かす」ものになるのです。
政治においては、尚更です!!

安倍首相の辞任の意向を受けて、にわかに活発化している自民党総裁選挙では、言霊の重みがあるかどうかが鍵になりそうです。

8月31日にzakzak by 夕刊フジが「自民党総裁選、最大派閥「細田派」の動向がカギ 二階派が菅氏支援で石破氏は一転窮地に」の題で次のように伝えました。

『安倍晋三首相(65)の後継を選ぶ自民党総裁選が本格化してきた。菅義偉官房長官(71、無派閥)が出馬の意向を固め、岸田文雄政調会長(63、岸田派47人)は出馬を明言、石破茂元幹事長(63、石破派19人)も意欲を見せている。3氏を軸とした構図が固まりつつあるが、カギは安倍首相の出身派閥である党内最大派閥・細田派(98人)の動向だ。

 「ずっと(安倍首相の)側で支えてきた私としても大変残念ですが、国民の命と暮らしを守るため、全力で職責を全うしてまいります」

 菅氏は29日、安倍首相の辞任表明を受けて、ブログでこう発信した。

 これまで、菅氏は「ポスト安倍」について、「考えたこともない」と否定してきたが、同日、都内で二階俊博幹事長(81、二階派47人)らと会談し、「総裁選日程が(9月1日に)決まったら正式に出馬表明をしたい」と意欲を伝えた。二階氏は「頑張ってください」と激励したという。

 二階派は幹部らが30日、対応を協議し、いち早く「菅氏支持」を確認した。竹下派(54人)でも参院側を中心に、菅氏を支援する声が拡大しつつある。31日には菅氏に近い無派閥議員らも会合を開き、菅氏に出馬を要請する。

 岸田氏は31日朝、日本テレビ系「スッキリ」に生出演し、「コロナ禍で感染症に強い社会をつくる。経済対策として『格差』に取り組む」などと出馬意欲を語った。

 これまで、安倍首相との信頼関係を背景に、大派閥との連携を図る戦略を描いてきた。30日には、細田派のオーナー的立場にいる森喜朗元首相(83)や細田博之会長(76)、麻生派(54人)の麻生太郎副総理兼財務相(79)らと個別に面会し、支持を求めたが、菅氏の動きは誤算だったようだ。

 麻生氏は「安倍首相の意向がはっきりしていないから決められない」と、岸田氏に伝えたという。

 石破氏は窮地に立たされた。

 党内基盤が脆弱(ぜいじゃく)なため、二階氏に接近して支持を当て込んだが、二階派が「菅氏支持」に傾いたため、国会議員の支持拡大が難しくなった。

 石破氏は30日、大津市で講演し、「党員一人ひとりを大事にする自民党でありたい。国会議員のための自民党ではない」と訴え、総裁選が党員・党友の投票を見送り、国会議員だけの両院議員総会の方式になるのを牽制(けんせい)した。

 3氏以外では、河野太郎防衛相(57、麻生派)について、小泉進次郎環境相(39)が「河野氏が出るなら応援する」と明言したが、出馬に必要な20人の推薦人確保が高い壁となっている。』

河野太郎防衛大臣は麻生副総理との会談がうまく行かず、総裁選挙への出馬を断念しました。
やはり、言霊が強い安倍首相の意向が働いているのでしょう。

その安倍首相の首相辞職後の立場等について、同日、同メディアが「安倍首相の今後 トランプ氏らとのパイプ維持し「院政」か…「3度目登板」の可能性も!? 八幡和郎氏が緊急寄稿」の題で「ポスト安倍、熾烈後継争い」の特集項目にて、次のように興味深い内容を伝えました。

『憲政史上最長の安倍晋三政権が幕を閉じることになった。今回の電撃辞任表明をどうみるか。「ポスト安倍」の動きは。『歴代総理の通信簿 国家の命運を託したい政治家とは』(PHP文庫)の著書もある、評論家の八幡和郎氏が緊急寄稿した。

 安倍首相の電撃辞任を伝えるニュースで、史上最長の在任期間を誇る「偉大な宰相」にふさわしい賛辞の数々が並べられているのを見た。どうして、こうした真っ当な評価をして、仕事をやりやすくしてこなかったのか遺憾の極みだ。

 余力を残しての退陣にケチを付けようがない。

 持病の「潰瘍性大腸炎」に新しい薬を使うことで状態は改善したが、これが維持できるか分からない。そうなったときに、正しい判断ができるか分からないし、前回のような、みっともない辞め方になって迷惑をかけるのは忍びない。

 「(新型コロナの)患者数が減って、冬に向かっての対策もできたので、今が一番、後任者にバトンタッチするのにいいタイミングだ」といって誰も文句を言えない。

 北朝鮮による拉致事件や、憲法改正、北方領土返還、デフレ脱却といった宿題の解決ができなかったことを残念だと、唇をかみ少し涙ぐみ、公文書の管理などの不備を率直に謝ってしまえば、それ以上、追及する理由もない。まさに六方を踏みながら花道を下がる趣だ。

 党内の流れとしては、石破茂元幹事長に有利な党員投票を避けて、両院議員総会でという方向に急速に流れているようだ。安倍首相は「後任者選びには介入しない」と言ったが、これは岸田文雄政調会長の期待に背くし、コロナ対策を最も緊要の課題としたことは、菅義偉官房長官を利するかもしれない。

 また、外交の重要性を強調しなかったことは、もしかするとドナルド・トランプ米大統領などとのパイプは維持して、ある種の「院政」となるかもしれない。議員としての活動を強調したのは、改憲など保守派のリーダーとしての役割に積極的に取り組んでいくということだろう。

 そして、新聞記者は誰も聞かなかったが、その延長線上で「3度目の登板」ということも排除していないように見えた。もしかすると、また、さらにパワーアップしての3回目の登板というのもあり得るのでないか。』

評論家の八幡和郎氏もなかなか、鋭い事を突かれますね。
それだけ、安倍首相の言霊はパワーがある、という事なのです!!


万人に共通した事ですが自民党総裁選挙では言霊(ことだま)を大切にするかどうかが鍵です!!



8月31日発行の夕刊フジの前垂れ
出典:こちら夕刊フジ編集局 ツイッター



8月31日発行(9月1日付け)の夕刊フジ紙面
出典:こちら夕刊フジ編集局 ツイッター


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