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トルコで建設中の高層マンションのエレベーターが32階から落下、作業員死亡 労働災害防止体制の整備を

2014-09-09 03:02:29 | 報道/ニュース
9月8日にAFP=時事通信が伝えたところによると、トルコ最大都市イスタンブール中心部で建設中の高層マンションで、エレベーターが32階から落下、地面に激突し、乗っていた作業員10人が死亡した。
また、同日のAFP=時事通信が伝えたところによると、高層ビル建設現場で前日に起きたエレベーター事故に抗議するデモ隊に対し、警官隊が催涙ガスと放水銃を使用した。

同事故では、33階から落下した作業用エレベーターが地面に激突し、作業員10人が死亡した。現場となったイスタンブールの高級地区メジディエキョイ(Mecidiyekoy)の建設現場付近には1000人以上が集まり、「これは事故や運命ではない。殺人だ」などと叫び、トルコの劣悪な事業場安全衛生対策に抗議していた。

当局は、事故について調査を開始したと発表。原因はまだはっきりしていないが、エレベーターが2週間前に故障し、作業員らは修理費がおりるのを待っていたとの情報もある。警察は7日、事故に関連し拘束・聴取していた現場の安全責任者を含む関係者8人を釈放した。
国際労働機関(International Labour Organisation、ILO)によると、トルコは世界で3番目に労働災害死亡率の高い国となっている。

大変残念ながら、労働災害は重大な労働災害だけでも日本を含め、現在もなお、世界各地で発生し続けている。
「ハインリッヒの法則」によれば、1件の重大労働災害には、29件の軽度の労働災害があり、その下には300件の労働災害事故に至る可能性、いわゆる「ヒヤリ・ハット」があると言われている。

法則名はこの法則を導き出したハーバート・ウィリアム・ハインリッヒ(Herbert William Heinrich)(1886年 - 1962年)に由来している。彼がアメリカの損害保険会社にて技術・調査部の副部長をしていた1929年11月19日に出版された論文が法則の初出である。

彼は、ある工場で発生した労働災害5000件余を統計学的に調べ、計算し、以下のような法則を導いた。「災害」について現れた数値は「1:29:300」であった。その内訳として、「重傷」以上の災害が1件あったら、その背後には、29件の「軽傷」を伴う災害が起こり、300件もの「ヒヤリ・ハット」した(危うく大惨事になる)傷害のない災害が起きていたことになる。

なお、ハインリッヒは「災害」を事故と事故を起こさせ得る可能性のある予想外で抑制されない事象と定義している。
ハインリッヒの法則から、
事故(アクシデント)を防げば災害はなくせる。
不安全行動と不安全状態をなくせば、事故も災害もなくせる(職場の環境面の安全点検整備、特に、労働者の適正な採用、研修、監督、それらの経営者の責任をも言及している)。
という教訓を導き出した。


人間である以上、ある確率でミスは発生しうるものだ。
日本を含めて、建設現場や製造現場などでは労働災害が絶えないのも、「自分は大丈夫」「勘違い」「思い込み」「技術や設備への過信」が事故や災害を招いた事例は、コンピュータのプログラムミスを含めて、多くの実例がある。

あなたは大丈夫ですか?
そのような事は誰も保障できません。
だから、「安全第一」にあらゆる仕事をこなさなければならないのです。
労働災害の撲滅を目指して安全第一に仕事をしましょう!!


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山谷えり子拉致問題担当相が地元で決意を表明 北朝鮮との本当の関係をうまく利用せよ

9月8日に福井新聞ONLINEが伝えたところでは、第2次安倍改造内閣の山谷えり子拉致問題担当相(福井市出身)は7日、就任あいさつのため福井新聞社を訪れた。拉致・特定失踪者問題について「政府認定の有無に関わらず、全ての被害者を救出し、帰国していただくのが明確な政府方針。北朝鮮には誠実な対応を求めていく」と述べ、圧力と対話で解決へ取り組む決意を重ねて示した。

北朝鮮による安否再調査の報告が9月第3週以降にずれ込む公算が出ている点には「9月後半に移ってきている状況」とする一方、北朝鮮が報告の時期や形態を示していないとして「まだ具体的に申し上げることはできない」と述べるにとどめた。結果を出す時期については「菅義偉官房長官は1年ほどと言われているが、できる限り早く」とも付け加えた。

9月中に第一次報告がされるとの観測もある中、拉致問題を含めた全ての日本人の行方不明者の確認作業の背景にあるものとは?
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