自分だったらできただろうか?
最愛の人の死から立ち直ろうとする家族の<軌跡>を描く。
実話から生まれた<奇跡>の物語。家族の絆を取り戻す物語。
マット・デイモンの映画はもう4,5本は見たはずである。
彼が出演する映画は、いつも大作で、実話が多い。
南アフリカでは弱いラグビー・チームの立て直し、米国では弱いオークランド
・アスレチックスの立て直し、そして極めつけはあの3.11少し前に封切ら
れた津波からはじまる映画「ヒア アフター」。
あの津波のシーン(CG)は、人間が考えただけで、現実には起こらないと
思っていた。それが起きたのだ。
まさか、封切り中、現実に日本で起こるとは誰が予想したろうか?
想定外で逃げようなんて、原発のメルトダウンのオマケまでつけたのだ。
日本では、ロードショーの途中で封切り中止となった。
それ以後、日本人は何回、街や畑を一瞬にして飲み込む現実の津波の凄さを、
テレビで、嫌という程みたことだろうか?
この映画に戻って、この世に神様がいるとしたら、不幸を乗り越えられる人に
試練を与えるのではないだろうか?
そう思わないと乗り越えられないとも言えるかもしれない?
実在するこの舞台の動物園で最近ライオンが脱走、隣接する隣のライオンと喧嘩
しているところを捕獲された。喧嘩するために脱走?動物と暮らし生きることは
ほっとすること、癒されることも多いが・・・・・。