木曽街道六十九次は渓斎英泉と歌川広重により描かれた。表記には前者.英泉は「岐阻街道、岐岨街道、支蘓路ノ驛、木曾道中、木曽路驛、岐阻路ノ驛」,等を使い、後者 広重は「木曽海道」の題名で連作し、江戸の日本橋から大津まで70枚で構成されている。
「日本橋 雪之曙」
日本橋を渡って南へ行けば東海道、北へ行けば木曾街道(中仙道)、両街道の起点である日本橋は江戸の中心で魚河岸がすぐ橋のたもとにある繁華な装いが描かれている。昇る朝日と威勢のいい庶民の息吹をもって始まるこの画面は、長い木曾路の出発点にふさわしい。
春日井市在住、1935年私的な挿絵等に全て自由にご使用ください。
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