モハ1005ーモハ1006ークハ2003 が 好き

大好きな伊豆箱根鉄道を中心に、思い出の電車のことや、「小さな旅」のことなどを書き綴りたいと思っています。

伊豆箱根鉄道 クハ70形

2012-05-27 20:28:00 | 伊豆箱根鉄道
2,3日前から『団塊鉄ちゃん』様の Blog で、西武1411形の記事が大人気のようです。
国鉄クハ55と類似した車体の西武クハ1411形ですが、伊豆箱根鉄道に早く譲渡され、1970年代まで活躍しました。
伊豆箱根鉄道では、1000系登場まで電動車には20m車はありませんでしたので、このクハ70形は17m国電グループ電動車との編成でした。
2連または2連×2から、3両固定編成された際に、運転台が撤去されたり、そのまま残ったタイプもありました。
クハ70形については、クハ76のみが先頭に出、あとは事実上サハとなっていました。

1976年7月15日 三島駅 クハ76-モハ56-モハ62


こちらは中間車になっているクハ75。乗務員室ドアは残り「クハ」と標記されているものの、前照灯はありませんでした。

1976年7月15日 大場工場 クハ75


この時 1976年7月15日現在の編成は、
 三島←       →修善寺
  クハ76-モハ56-モハ62
  モハ57-クハ75-モハ59
  モハ58-サハ73-モハ63
  モハ52-クハ71-モハ53
でしたが(既に72と74は廃車)、ちょうどクハ71は西武501系4連の正式譲渡により余剰となったサハ2006との差し替え中でした。

1980年2月21日 大場工場




上の2点の画像、ちょっと分かり辛いですが、右隅の倉庫となっている車体はクハ71のようです。他のクハ70形と異なり、元は国鉄サハ48で2ドア→3ドア化されたものです。3列ガーランドベンチレーター等に特徴が見られます。今考えればもっときちんと記録しておけば良かったと後悔です。

ところで、1976年頃より1000系より前の車両の、車体への社紋・車号の記載が変わったようです。
以前は社紋が中央のドアを挟み、2箇所に描かれていたものが 1000系同様中央ドア左1箇所になりました。