♪句あれば 楽し ♪♪

独りよがりのおしゃべりを綴っています
photoと575で、私なりの世界を作りたいと思いつつも・・・

恩讐の彼方

2011年09月29日 | 花、実

 許せない恩讐みつめ秋野かな


( ゆるせないおんしゅうみつめあきのかな )


    夜は、虫の声が聞こえるようになった来たが
    暑い昼間は、まだまだ蝉が、執念の声を聞かせている

    急にその声が、止まるのが、気になる

    木に留まって、命を終えることは無いと思うが
    そっと様子を伺う

    向うにみえる空蝉に帰ろうとしている等と考えるのは
    人間ならではの、ノスタルジーでしょう

                             

    TVドラマは、基本的には、見ない主義ですが、
    浜木綿子さんは、好きなんです
    さっぱりして、何事も心得てる感が、好ましくて。
    昨日は、猿さまと香川照之さんの話をTVで見て
    ウルウル

    猿さまが、息子さんと同居する事を許した
    木綿子さんの心の大きさに、感動
    感謝を述べる猿さまの「恩讐を越えて」って言葉に
    目頭が熱くなりました

    きっと、今まで、いっさい付き合いが無く
    互いを必要となったタイミングで、歩み寄ったのが、良かったと思う

    長年、くっついたり、離れたり
    諍いの数を重ねると、こうは、行かなかっただろう

    恩讐って、恨みばかりではなく、恩義や情け、ヒューマニズムに
    裏打ちされているから、許すことができるのだろう


コメント (8)
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