「かくとだに」まずおぼえた日ありにけ
( 「かくとだに」まずおぼえたひありにけり )
かくとだに えやは伊吹の さしも草
さしも知らじな 燃ゆる思ひを 藤原実方朝臣
高校2年生の頃でしたでしょうか?
百人一首の大会が催されるとかで
全校生が、百人一首を暗記しました
沢山覚えている人が、クラスの代表として、大会に出場します
私は、選ばれませんでした
当時、百人一首の冊子を持って帰って、まず
覚えたのは、この歌でした
乙女心に、激しい恋心に憧れたのでしょうね
写真は、蓬(よもぎ)の花です
正確には、その蕾
いつものようにお花のサイトでこの花について
調べておりましたら
上の歌の“さしも草”って蓬のことだとある
初恋?
学内で出合ったら、ドキドキする程度の先輩は
居ました
友人に合わせて、背伸びした憧れだったかもしれません
最近の同窓会名簿を見たら、その人の名前が消えているんです
物故者の中にも名前は見当たりません
何が、あったのかな?
なにせ、遠い遠い昔の事ですから
色んな事あるでしょう