菜の花の味もわからず妻の口
( なのはなのあじもわからずつまのくち )
病院の付き添いに明け暮れている間にお水取りも大松明の頃と
なったのですね
ニュースで見て、もうそんなに季節は、進んでいるのか と
気づく今日この頃です
姑の付き添いに行くのは、昼前から夕方まで
本当は、お昼、2時間ほどって言われてましたが、
なかなかそうは単純に物事は、捗りません
今日だって、ランチにあたる注入(*)が終わったのは、夕方の5時でした
担当の看護師さんが、 忘れて昼の休憩に行ったのではないかと推測
始まったのは、2時30分
注入が、終わっても、なかなかチューブを外しに来てもらえません
余りに、度々、こちらからお願いすると嫌な顔をされるので
終わっても、30分は、じっと耐えて待ちます
看護師さんでも、明るく気をつけてくれる人と
家族と目も合わさず、淡々と処置する人が、居ます
やはり、長くお世話になっていると、色々見えてきます
(*)栄養を鼻から通したチューブで注入する
けっこう時間が、かかる
写真を撮りに行けなくて、困ります
出かける前、それはそれで忙しいし、夕方も同じく
一応、カメラを持って行ってはおりますが、病院とJRの往復に終始している。
姑が、眠ったら、575でも考えましょうと思ってますが、
それもままならず
病室の窓から見える風景に、季節を感じさせるもの、無し
季節を感じるもの、季節を感じる物
お弁当に入れた菜の花のおひたし
これくらいかな
最近、病院から戻って小さい缶ビールを、キュッと飲むのが、まず
ストレス解消のスタート
休肝日、しばらく取っていません(量が、少ないので、油断していた)
で、シジミのお味噌汁を写真バージョンに添えました
これを見て、連れ合いさんが、「最近、飲みすぎているのか ?」だって
そりゃあ、気苦労なことあるのよ
あらッ、気が付きませんかね
病院の病棟階に、大きな窓に面し、大阪の街を見渡しながら、食事をとることのできるコーナーがあります
お見舞いの人も、飲み物を飲んだり、出来ます
患者さんは、点滴を受けたり、食事の介添えをしてもらえます
姑も、そこで春の日を浴びながら、注入を受けるのです、たまに。
中には、苦労しながら食事をとる患者さんもいらっしゃいます
じっと見ては、失礼です
でも、気配で、嫌々食事をしていらっしゃるのを感じます
食べるって事が、本能だと思っていたわたしは、、
食べることすら苦行となることもあるのだと知りました
そんな中にご主人が、奥様をずっと支えていらっしゃるカップルが、あります
いつもお二人だけ
今日、日曜日も、お見舞いの方は、いらっしゃいませんでした
お子さんは、居ないのかな
気になるご夫婦です
あのご主人の爪の垢を入手し、煎じて、連れ合いに飲ませてやろうかと思うこともあるわたしで、ございます