遅すぎた臥薪嘗胆桃の花
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おそすぎたがしんしょうたんもものはな
最近ブログupをお休みされたブログ友さん
長いお付き合いです
彼女は、ブログに臥龍梅を何度かupなさっていました
鹿児島県薩摩川内市の藤川天神にあるのだそうです
一度見たいなぁって思っていました
なんてったって、樹齢1000年を超え、菅原道真お手植えのものと伝わっています
実家の裏畑の片隅に桃の木が何本かあります
昔は 2月になると花屋さんが 活け花用に枝を持って帰ってました
曾祖母や祖母が世話をして、 わずかのお小遣いにしていました
勿論 私が生まれた頃には、既に ありましたから
樹齢は、 1000年には 及ばずとも、 相当重ねたものと思います
ついにそれらも寿命なのでしょうか
幹が傷んでまいりました
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先日帰省した折 みましたら 倒れた木に寄りかかって
横たわった幹から、枝が伸びて蕾をつけていました
臥龍梅ならぬ臥龍桃って姿
しかし 根っこを見ると怪しいキノコも取りついて、いよいよ
弱って来た気配です
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「臥薪嘗胆」
何故か ふと思い出す4字熟語
漢文の時間に学んだったっけ
今更 私の歳では 遅すぎますね
皮膚に出来た痕、(うたた寝の跡とか帽子を被った痕) なかなか消えません
薪を割る元気も 在りません
獣の肝を嘗めた苦い味は、生きている間に消えないでしょうね
「耐えて・・・」なんて気持ちより「諦め」で誤魔化しているかな
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なんてことを 考える時間もある今日この頃です