軽鳧の子や縁うすかる弟も
( かるのこやえにしうすかるおとうとも )
ピンクのインドハマユウが、咲いたところを撮りたくて
何度か公園へ行ったけれど、いまひとつ、美しいところに
出会えない
諦めて、帰る道、ぶらぶら橋を渡っていると、
親カルガモが、じっと池を眺めているのに出会った
それも、私から、1mくらいしか離れていない場所で
考え事をしているかの風情です
子供を置いて来たのかしら?と、
踵を返した所で、すっかり面差しのしっかりした幼鳥にも
逃げる様子も無く、人馴れしているのかな
人間もだけれど、カルガモも生き難い時代なの?
って尋ねたい雰囲気
来年は、お引越しを見たいものです
公園の周囲に3組のカルガモの家族が居るらしいとの噂
日本庭園、 どら池 そしてさらに、離れた池かお濠
最初に住むようになった番が、人間で言うなら高級住宅地にあたる
日本庭園
その次が、急行の止まる駅の近所って感じのドラ池
最後の組が、ターミナル駅から支線に乗り換えた町に住むってところか
写真は、2番目の家族、幼鳥は、二羽です
先住者に意地悪をされ、日本庭園を追い出され
こちらに来ているとの評判
おおむね、10~12個の卵を産むのが常だそうだが
他のは、そんなトラブルに巻き込まれたのだろうか
子供の居る様子の無いカップルは、3組目の番か?
ところが、調べてみると、営巣の頃にカップルは、解消され、巣作り以降は
メスだけの仕事だそうで、♂は、オスだけで集まって過ごすそうです
子連れでないのは、そんなグループだったのでしょう
池の傍で出会った、鳥好きのおじさんの話は、いい加減なものだったのかも
赤いインドハマユウの花
なんだか話したそうに見えます。
日本庭園を追い出されたことを、訴えたいのかしら。
聞いてやりたいけどね、カルガモ語ねー?
残りの兄弟は 孵らなかったか それともカラスなどに襲われたか?
この2羽はもう大丈夫でしょうね こんなに大きくなっていますものね
赤い浜木綿は花数が少ないようね
TVでしか見たことの無いカルガモのお引越しを
一度生で見たいものだと
営巣する場所も、先住権を主張されると、負けなのか?
数からすると、兄弟の何人かは、育たなかったようです
自然は、厳しいのね
日本庭園の池もけっこう広いのです
端と端なら大丈夫だろうと思うけど、イザコザが
あっとと聞きました
親の視線が切なくて、子供の眼差しは逞しいです
来年は、ここで新しい家族を作ってほしいです