良き紙のありて源氏の物語
よきかみのありてげんじのものがたり
ある日 ラジオを聞いていると, 本を紹介するインタビューが、聞こえて来ました
ご自身のイギリス留学について記した本だとのこと
なんとも心地よい語り口です
作者は 三笠宮様のお姫さま(三笠宮彬子女王)
興味 沸きました
そして 数日後 徹子の部屋に ご出演なさっているのを 拝見
話題の本なんだなぁ
妹は ややミーハーです
もしかしたら 読んでいるかもで 確認すると 「読んだ」って
で 貸してもらうことに相成りました
オックスフォードに留学、五年も苦しい研究生活を過ごされ 成果を認められ博士号を授与された
研究を認めてもらうまでの 苦労 努力 半端なことでは通じません
わたしには 全く出来そうにはありません
「よう頑張りはったなぁ」と感心しきりするばかり
日本なら 誰か側衛官(警護の方)が 付き添う生活から
おひとりで何にもかもなさる生活も大変だろうに それも英国で暮らされるのだから
想像に難くありません
周囲に素晴らしい方々が 揃っていてサポートされたのは 皇族ならでは恵まれたことだったのでしょう
お一人で旅にお出かけになっていた折、たまにはご友人とやらかしてしまった失敗
そりゃあ大変だぁ でした
わたしには 経験ありませんが、自分で交通機関やホテルを予約する時の注意点 「気を付けなくっちゃ」
中で 私が なるほどと思ったのは
合戦や都の様子を描いた絵画(屏風)を鑑賞する時には
窓から差し込む自然光の中で ゆったり 時間をかけて
立ち位置を変えながら見ると
描かれた人々のいろいろ物語が あふれだすと言う説
日本絵画の蒐集家に教えられたと記してあった
…ちなみに そのジョー・プライス氏は 伊藤若冲を世界に紹介した人だそうです・・・
わたしも 機会があれば そんな風に ゆったり鑑賞してみたいものです
もうひとつ 私は イギリスには行けないって思ったのは
あちらでは 食器を洗う時 洗剤を使った後 しっかりすすが無いらしい
布巾で水分をふき取って終りですって
プリンセスは 辛抱して 食事を頂いたそうですが 私は アカン
本当??
若い頃 友人の一人が 意気揚々とイギリス留学へ
それが 直ぐ帰ってきた 「食事 耐えられへん」と言います
それから アメリカへ旅立ちました
その後の事は 知りません
●●● ●●● ●●● ●●●
今日12月16日は 「紙の記念日」だそうでう
「光る君へ」によると、父親について越前に行った紫式部、まひろさんは
そこで 良質な越前和紙に出会ったとありました
父親、藤原為時が 最初に拝命した淡路島の国司の辞令に従っていたら
まひろさんは、 そんな紙には出会ってなかったことでしょう
(為時は 淡路守では よほどプライドを傷つけられたのでしょう
”血の涙を流して空を仰ぐ”程不満だったそうです・・・) 悪かったねぇ
すみません
なにせ 師走なものですので コメント欄は 閉じておきます
俳句・短歌ランキング
写真俳句ランキング