公共空間のデザイン

日本の公共空間のデザインの酷さと言うのはちょっと筆舌に尽くしがたいものがありますが、横浜の市営地下鉄なんかは、開業当初は青と黄色と言う斬新なカラーコーディネートとかで、なかなかがんばっていました。（のですが、最近は赤字と寄る年月に勝てず？、延伸したところとかちょっと力尽きていた・・・）。確か柳宋理デザインなんかもあったと思うし。。
ところが、新しく出来たみなとみらい線の駅は素晴らしいですね。全部見て歩いたわけではないのですが、個人的には馬車道駅が好きです。
ところで、写真は、駅のホームの、線路の向こう側に出ている駅名表示です。字体が明朝になっていますよね？実はこれ、馬車道駅のではなくて、隣のみなとみらい駅のものです。（写真には写っていませんが）他の部分にはゴチック体が使われているのに、よ～く見ると、「馬車道駅」と言う表示の部分にだけ、明朝体が使われているんですよ。
たぶんこれは「馬車道駅」は明朝のイメージで統一、ということで、馬車道の駅だけでなく、お隣の駅での表示も、合わせて明朝にしたのではないかと思うのですが、こういった細かいところにまで、神経が払われているというが非常に良いですね。

なんて褒めましたけど、反対側のお隣、日本大通駅がどうなっているのかは未確認なのであった。タレ込み求む！（笑）