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「活字」に遊ぶ

近頃ちょびちょびと読んでいるのが復刻版 欧文活字という小さな本。もともとは戦後すぐに刊行された本で、今は印刷学会出版部というところから出ています。本というか、活字と言おうか、読むことへの希求が「モノとしての活字に関する実用的な解説書」という形として結晶している、なかなか愛すべき書籍です。
ブックデザインとか、装丁とかになんとなく関心があってちょこちょこ眺めているのはやはり「フロント」の衝撃がベースなんだと思うのですが、バウハウスにしろ、チェコのアバンギャルドにしろ、そして私の愛するリシツキー@ロシアアバンギャルドにせよ、「タイポグラフィ」やってますものね。
最近失敗したのは雑誌「pen」のタイポグラフィ特集(04年6/1号)を買いそびれたのと、パルコのロゴスギャラリーで9月に行われた「印刷解体」という展覧会に行きそびれた事で、Penは何とか入手したものの、後者はWebページを見て更に悔しい思いを募らせております。


というわけで原弘さんの評伝をご紹介(未だ読んでません・・・)、「pen」の最新号(04年12/1)はブックデザイン特集で、こちらにも登場されてます。

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