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大阪万博編が待ち遠しい

今度の月曜まで新宿の高島屋で開催されている、「タイムスリップ昭和展」に行って来ました。
それなりの込み具合、それなりの内容、でありました。
今はただ、6月からついに東京でも販売されるという
タイムスリップグリコの大阪万博編を、首を長くして待つばかりです。

*懐かしい学校給食を再現した、という軽食コーナー「昭和のフードゾーン」と、
 グッズコーナーに行くのに入場する必要はないですよ~。
 お暇な人は、どうぞ。
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竹中・アールデコ説

竹中工務店の新しい社屋に併設されたギャラリー「A4」で開催されていた
竹中工務店設計部の源流-モダニズム16人展」の最終日に滑り込んできました。
ギャラリーのHPに詳細な記録あり。左記リンクから、展示→アーカイヴ と進んでください。

さて、先日読んだ、mckeeさんのアールデコについてのBLOG中にあった
機能的なモダニズムに遊び心的なキッチュが加えられたのがアール・デコの特徴といえますが、
という文章が、ちょいと頭に引っかっていたのですが、この展覧会をみながら
「あ~そういう意味ではここに出てる竹中の設計部の作品ってアールデコかも~。」
なんていう感想を持ちました。
アール・デコと呼ぶにはキッチュも洗練されたものでなきゃいけないようです。
の「洗練」も、十二分持ち合わせていると思いますし。
朝日会館とか、カラーで見たい!です。

「日本のモダニズムが、教条的な合理主義に閉じて表現性を罪悪視しがちだった中で、
 石田(注:16人の一人)作品は快活さに溢れ、好ましい印象を与えてくれます。」
という展示の解説がありましたが、モダニズムはイデオロギーなんだから、
これはもう、必然的に教条的であるのであって(本当は原理的であるべきなんだけど)、
そういう視点からすれば、これは自分から「アールデコです」って白状しているようなもの?


あ、一応「DOCOMOMO」とも絡めてモダニズムの系譜に位置づけたかったのか>展覧会。
全然違うこと考えちゃいました(笑)。

ところで会期中に京都工繊大の石田潤一郎さんの講演会があったらしいのですが、
うっかり知らずにいて、行きそびれてしまいました(残念)。
で、その講演の概要も上記のHPに掲載されているのですが、
とても面白いので、この方面に関心のある方には、御一読をお勧めいたします。
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