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かわいいかも。

 地下鉄表参道駅にて採取
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今日のおやつは→ゆべし!

先日密かに結婚していたことが判明した知人の若手建築家カップルが
ささやかな新婚旅行?、仙台旅行のお土産を下さいました。
牛タンとゆべしに何故か笹かまぼこが一枚サービスされた詰め合わせ?です。
そ~か、仙台にもゆべしがあったのか。
胡桃と黒胡麻、美味しく頂いております。ありがとう~。
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サワラギ・ノイさんの「戦争と万博」

いつまでたっても「椹木 野衣」が読めるようにならないプラナリアです。
さて、読んでみました「戦争と万博」。

 ・・・値段が張る割には活字が大きい(!・・・)、と思って図書館で借りました。スミマセン。

戦後現代美術を軸とした評論ですが、その方面に疎い私にも理解できる語り口で助かりました。
建築の話もいっぱい出てくる、というのは、美術関係の本では異色なのかな?
建築サイドの私からすると、
磯崎新という「建築家」が現代美術サイドからどのように見られているのか、
ということが伺えてなかなか面白かったです。

4568201748戦争と万博
椹木 野衣

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ところで椹木さんに限らず、関東大震災や第二次世界大戦での被災状況をもって
「焼け野原」=「白紙」「断絶」とする理解があるように感じられます。
もちろんその光景を目の当たりにした当事者が
そのような視覚的な衝撃を受けるのは十分理解できるのですが、
では、実際に都市が震災や戦災で断絶したのか、というと・・・。
基本的には非常に多くのものが連続しているのではないでしょうか?

建築において戦前・戦後の連続性は看過できないと考えているのですけど、
(そしてその事は「近代の超克」の問題と関連して椹木さん自身が著書の中で鋭く指摘しているのですが)
メタボの世代が「断絶」を演出する事により世代交代を目論むぐらいの事は、まあ、当然のことで、
磯崎さんの書いていることを額面通りに受け取るのもどうかと思っちゃったりもするわけです。

そんな訳で、個人的には「メタボリズム」のメンバーであった槙文彦さんが
見えがくれする都市―江戸から東京へ」で、「微地形」や「奥」といった言葉で
都市の背後にある構造の連続性について書かれていた事が思い出さたりもしました、はい。
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