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もともと記憶力に自信はないんだが、年とともに更に悪化している自分が怖いので、
BLOGに書いておけば少しは何か残るか、 と、気持ちを新たにしているつもりな。 |
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今週の復興小学校
旧坂本小学校などを利用して開催されているアート展、「言の伝え」にいってきました。
お天気もつかな~と思って日暮里駅から谷中霊園を経由して
まずはSpace3の旧平櫛田中邸、Space2の「上野桜木空き地」での展示を見る。
ここでパティシェ イナムラ ショウゾウに寄り道してから少し歩いてSpace1の旧坂本小学校へ。
大分空模様も怪しくて、傘を買う羽目になってしまいました。
家族は坂本小でのアートも熱心に見ていたようですが、建築が見たいだけの私は
「なんでここにこんなものを置くんじゃあ~」というやや身勝手な態度に終始(笑)。
でも放物線な階段室の最上階にも上がれてとっても楽しかったです~。
あ、写真手前の丸いものは何なんでしょうね。道路にはみ出しているのも謎です。
お天気もつかな~と思って日暮里駅から谷中霊園を経由して
まずはSpace3の旧平櫛田中邸、Space2の「上野桜木空き地」での展示を見る。
ここでパティシェ イナムラ ショウゾウに寄り道してから少し歩いてSpace1の旧坂本小学校へ。
大分空模様も怪しくて、傘を買う羽目になってしまいました。
家族は坂本小でのアートも熱心に見ていたようですが、建築が見たいだけの私は
「なんでここにこんなものを置くんじゃあ~」というやや身勝手な態度に終始(笑)。
でも放物線な階段室の最上階にも上がれてとっても楽しかったです~。
あ、写真手前の丸いものは何なんでしょうね。道路にはみ出しているのも謎です。
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「スウィング」を読む
デーヴィッド・W・ストウ著の「スウィング」を読みました。
日本では副題が「ビッグバンドのジャズとアメリカの文化」となっていますが、
原題は訳者の直訳によると;
「スウィングの変容~ニューディール・アメリカにおけるビッグバンドのジャズ」。
内容は、ニューディール時代の文化・社会をスウィングから語った本で、
実は音楽自体や音楽の歴史については殆ど語っていない。
語っていないのですが、所々に面白い言及があるのです。
が、残念なことにそれが主題ではないので著者の認識としてさらっと述べられるのみ。
例えば、大衆音楽の流行スタイルについて
1890-1900 ラグタイム
1900-1915 スウィート音楽
1917-1925 熱狂的な初期のジャズ
1925-1932 半クラッシック的なスウィート音楽
1932-1944 スウィング
という「押さえ」をもとに議論を展開しているところがあるんですけど(P.258)、
ここには1929年、つまり大恐慌の年、が出てきていなかったり、する。
本の大きな論点に即して言えば、ニューディールのイデオロギーとジャズの「人種混合」の関係、
反ナチの戦いをしているアメリカ自身が人種差別という問題を抱えていて・・・。
といったあたりの問題のジャズ、そしてアメリカの文化全体に与えた影響の分析や、
20年代に誕生した音楽の産業システムとしての方法論が30年代には確立していて、
そのことがジャズに与えた影響についての議論など、いやいや面白い話がいっぱいです。
スウィングジャス周辺のミュージシャンや関係者に精通しているともっと面白かったかも。
1930年代は1948年までだ、という見解にもなるほどね、と思わされたりして。
F.L.アレンの「シンス・イエスタデイ―1930年代・アメリカ」(確か1939年に書かれた)が、
同じ著者が29年に書いた(はずの)「オンリー・イエスタデイ―1920年代・アメリカ」より
イマイチ面白くなかった理由も、もしかしたらその辺りに理由があったのかな~。
日本では副題が「ビッグバンドのジャズとアメリカの文化」となっていますが、
原題は訳者の直訳によると;
「スウィングの変容~ニューディール・アメリカにおけるビッグバンドのジャズ」。
内容は、ニューディール時代の文化・社会をスウィングから語った本で、
実は音楽自体や音楽の歴史については殆ど語っていない。
語っていないのですが、所々に面白い言及があるのです。
が、残念なことにそれが主題ではないので著者の認識としてさらっと述べられるのみ。
例えば、大衆音楽の流行スタイルについて
1890-1900 ラグタイム
1900-1915 スウィート音楽
1917-1925 熱狂的な初期のジャズ
1925-1932 半クラッシック的なスウィート音楽
1932-1944 スウィング
という「押さえ」をもとに議論を展開しているところがあるんですけど(P.258)、
ここには1929年、つまり大恐慌の年、が出てきていなかったり、する。
本の大きな論点に即して言えば、ニューディールのイデオロギーとジャズの「人種混合」の関係、
反ナチの戦いをしているアメリカ自身が人種差別という問題を抱えていて・・・。
といったあたりの問題のジャズ、そしてアメリカの文化全体に与えた影響の分析や、
20年代に誕生した音楽の産業システムとしての方法論が30年代には確立していて、
そのことがジャズに与えた影響についての議論など、いやいや面白い話がいっぱいです。
スウィングジャス周辺のミュージシャンや関係者に精通しているともっと面白かったかも。
1930年代は1948年までだ、という見解にもなるほどね、と思わされたりして。
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F.L.アレンの「シンス・イエスタデイ―1930年代・アメリカ」(確か1939年に書かれた)が、
同じ著者が29年に書いた(はずの)「オンリー・イエスタデイ―1920年代・アメリカ」より
イマイチ面白くなかった理由も、もしかしたらその辺りに理由があったのかな~。
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