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雨の中、エンストは起こる。
月面車さんにお誘いいただいて5.1CH試聴会にお邪魔してきました。
カーペンターズを5.1CH・SACDで聞くと、おなじみの名曲の数々も一皮剥けた感じに。
これはSACDのパフォーマンスや、5.1CH化に当たってのリマスタリングの良さもあってのことだそう。
もちろんこのような音場感に好き嫌い(慣れかな?)はあるような気はするのですが、
5.1CHはAV向けのギミック、という偏見(聞いてもいないのに)は完璧に打破されましたです。
次に高円寺に廻って一箱古本市を覗こうと思ったのですが、
あろうことか山手通上で突然のエンスト!!
幸い交通が切れたところだったのするすると路肩によって無事停車、
再始動を試みたところ難なくスタート。一応事なきを得ましたが、
何で停まったんだああ。
直前に酷い水溜りに突っ込まされたのがいけなかったのかな??それとも電気使いすぎ?
(AC、ライト、カーステなんですけど何か?・・・バッテリー替えたばっかなんだけど)
いづれにせよ、山手通、地下工事中で最悪です。極力通るべきではないですね。
今日は何故か明治通@地下鉄工事中もうっかり宮下公園で右折して入っちゃったし、
道の選び方が駄目駄目だったな・・・。
で、雨も物凄くなってきたし、ツキもなさそうなのでややビビリ気分になって挫折してしまいました。
ちわみさん、丁寧にご案内頂いたのにごめんなさい。
カーペンターズを5.1CH・SACDで聞くと、おなじみの名曲の数々も一皮剥けた感じに。
これはSACDのパフォーマンスや、5.1CH化に当たってのリマスタリングの良さもあってのことだそう。
もちろんこのような音場感に好き嫌い(慣れかな?)はあるような気はするのですが、
5.1CHはAV向けのギミック、という偏見(聞いてもいないのに)は完璧に打破されましたです。
次に高円寺に廻って一箱古本市を覗こうと思ったのですが、
あろうことか山手通上で突然のエンスト!!
幸い交通が切れたところだったのするすると路肩によって無事停車、
再始動を試みたところ難なくスタート。一応事なきを得ましたが、
何で停まったんだああ。
直前に酷い水溜りに突っ込まされたのがいけなかったのかな??それとも電気使いすぎ?
(AC、ライト、カーステなんですけど何か?・・・バッテリー替えたばっかなんだけど)
いづれにせよ、山手通、地下工事中で最悪です。極力通るべきではないですね。
今日は何故か明治通@地下鉄工事中もうっかり宮下公園で右折して入っちゃったし、
道の選び方が駄目駄目だったな・・・。
で、雨も物凄くなってきたし、ツキもなさそうなのでややビビリ気分になって挫折してしまいました。
ちわみさん、丁寧にご案内頂いたのにごめんなさい。
コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )
パリ、ロスト・ジェネレーション、そして絶版(嗚呼)
1920年代には多くのアメリカ人芸術家(とその卵)がパリで生活していました。
戦後のアメリカに幻滅し、芸術の都パリに憧れた、というのと、ドルが圧倒的に強かったので、
貧乏な芸術家でもそこそこの暮らしが出来た、というのが大きな理由だった様ですが、
中でも黒人(特にジャズが人気だったのでジャズミュージシャン)にとっては
お金も稼げるし、店や交通機関で差別されないし、なかなか快適な場所だったようです。
(当時のアメリカは激しい人種差別国家で黒人お断りは普通のこと、
この辺りの事情と絡めてシドニー・ペシェの名前がちょろっとだけ出てきます。)
そんな「パリのアメリカ人」の中でも個人的に思い入れがあるのは写真家のマン・レイ
(というか、実はリー・ミラーだったりして。残念ながら彼女がパリに行ったのは
確か1930年代になってからなので、本書には登場しない。)
なのですが、彼の他にもヘミングウェイ、フィッツジェラルド、コール・ポーターなど、
数多くの作家、芸術家がパリに滞在し、色々な形で交流していました。
その彼・彼女らの交流を「食」の場を手がかりに見事に活写したのが
本日ご紹介する「ロスト・ジェネレーションの食卓」です。
さて、この本はまずその年のできごと、パリに来たアメリカ人、去ったアメリカ人などについて
さらっと・・・このさらっと、のさじ加減が絶妙・・・紹介した後、
ある人物(一人のことも、複数のことも)をピックアップしたエピソードと、
そのエピソードに因んだレシピがセットで数編紹介される、という構成になっています。
著者は「食卓」というフレームにある種の狂言回し的な働きをさせつつ、
1920年代パリのアメリカ人コミュニティという特殊な社会での複雑な交友関係や、
相互に抱いていた感情の襞などを思わぬ角度から照らし出して行きます。
ヘミングウェイとフィッツジェラルドの、如何にも「移動祝祭日」な出会いの日々を描いたエピソードや、
ブリックトップとコール・ポーターのちょっとした出会いを巧みに綴ったエピソード、
そしてラングストン・ヒューズ(殆ど無一文でパリに行った!)の悲しい別れのエピソードなどなど、
どのエピソードにも著者の暖かい視線が感じられ、幸せな気分になります。
特に、ジョセフィン・ベーカーのエピソードには、
彼女の生き様に全く無知だっただけに殊更、静かな深い感動を覚えました。
なお、訳者の配慮で原著にないイラストマップや写真が付けられていたり、食やお酒に関する訳注が充実していたり、
本文の印刷が緑色だったり、と、なかなか丁寧な本であるのも嬉しい。
(ちなみに訳者はV・I・ウォーショースキー・シリーズの訳でお馴染みの山本やよいさん)
ジャズエイジ、パリ、ロストジェネレーションなどの言葉に代表される
1920年代の文化・芸術に関心のある人なら絶対に、そうでない人にもかなり、のお勧め本!
なのですが、なんと絶版らしい。(っていうか私の取り上げる本ってみんな絶版本??)
皆さん、どーか「復刊ドットコム」へ投票してください!
(06.3.3.一部改稿)
戦後のアメリカに幻滅し、芸術の都パリに憧れた、というのと、ドルが圧倒的に強かったので、
貧乏な芸術家でもそこそこの暮らしが出来た、というのが大きな理由だった様ですが、
中でも黒人(特にジャズが人気だったのでジャズミュージシャン)にとっては
お金も稼げるし、店や交通機関で差別されないし、なかなか快適な場所だったようです。
(当時のアメリカは激しい人種差別国家で黒人お断りは普通のこと、
この辺りの事情と絡めてシドニー・ペシェの名前がちょろっとだけ出てきます。)
そんな「パリのアメリカ人」の中でも個人的に思い入れがあるのは写真家のマン・レイ
(というか、実はリー・ミラーだったりして。残念ながら彼女がパリに行ったのは
確か1930年代になってからなので、本書には登場しない。)
なのですが、彼の他にもヘミングウェイ、フィッツジェラルド、コール・ポーターなど、
数多くの作家、芸術家がパリに滞在し、色々な形で交流していました。
その彼・彼女らの交流を「食」の場を手がかりに見事に活写したのが
本日ご紹介する「ロスト・ジェネレーションの食卓」です。
ロスト・ジェネレーションの食卓―偉大な作家・芸術家たちは何を食べたのか スザンヌ ロドリゲス=ハンター Suzanne Rodriguez‐Hunter 山本 博 早川書房 2000-04 売り上げランキング : 596,767 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
さて、この本はまずその年のできごと、パリに来たアメリカ人、去ったアメリカ人などについて
さらっと・・・このさらっと、のさじ加減が絶妙・・・紹介した後、
ある人物(一人のことも、複数のことも)をピックアップしたエピソードと、
そのエピソードに因んだレシピがセットで数編紹介される、という構成になっています。
著者は「食卓」というフレームにある種の狂言回し的な働きをさせつつ、
1920年代パリのアメリカ人コミュニティという特殊な社会での複雑な交友関係や、
相互に抱いていた感情の襞などを思わぬ角度から照らし出して行きます。
ヘミングウェイとフィッツジェラルドの、如何にも「移動祝祭日」な出会いの日々を描いたエピソードや、
ブリックトップとコール・ポーターのちょっとした出会いを巧みに綴ったエピソード、
そしてラングストン・ヒューズ(殆ど無一文でパリに行った!)の悲しい別れのエピソードなどなど、
どのエピソードにも著者の暖かい視線が感じられ、幸せな気分になります。
特に、ジョセフィン・ベーカーのエピソードには、
彼女の生き様に全く無知だっただけに殊更、静かな深い感動を覚えました。
なお、訳者の配慮で原著にないイラストマップや写真が付けられていたり、食やお酒に関する訳注が充実していたり、
本文の印刷が緑色だったり、と、なかなか丁寧な本であるのも嬉しい。
(ちなみに訳者はV・I・ウォーショースキー・シリーズの訳でお馴染みの山本やよいさん)
ジャズエイジ、パリ、ロストジェネレーションなどの言葉に代表される
1920年代の文化・芸術に関心のある人なら絶対に、そうでない人にもかなり、のお勧め本!
なのですが、なんと絶版らしい。(っていうか私の取り上げる本ってみんな絶版本??)
皆さん、どーか「復刊ドットコム」へ投票してください!
(06.3.3.一部改稿)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )