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足尾から桐生へ

足尾銅山に行ってきました。
今日は足尾から銅街道を下って、桐生泊です。

中学のころに社会科で習った鉱毒事件の現場でもある足尾に出かけることになったのは、
宇都宮大学が開催する足尾銅山に関するシンポジウムで
某職能団体でお世話になっている方が発表をされるということで、
それをひとつのきっかけに、何名かで「よしっ行くぞ」というような感じで盛り上がったから。

現地に予定よりスムースに着いたので、空いた時間を使ってまずは古河掛水倶楽部を見る。
傾斜地に建っているせいか、川側からの眺めがとても不思議な建物。
煉瓦書庫は小さな建物だけど、かなり絶品度高かったことが髣髴される味のあるもの。
古そうにも見えた足尾駅、通洞駅は不精して車を止めてカメラに収めないで通過。
(どちらも登録文化財を検討しているらしい。うう、しまった)

その後メンバーと合流して大急ぎで本山精錬所、足尾鉄道の橋梁、古河橋、古河工業藤間工場、
間藤水力発電所跡、本山小学校、間藤浄水場、掛水倶楽部(再)、渡良瀬橋等々を見て廻って昼食。
中央郵便局に関して少しまじめに議論して、さてシンポ。
ですが時間がないので知人の発表部分だけ拝聴してぞろぞろと退去(すみません)、
通洞動力所、通洞変電所(どちらもすさまじい廃墟状態で国道脇に姿を晒している)
プチハイキングをして宇津野火薬庫跡(間違えて別のものを見た?)と大急ぎでシバいて富広美術館へ。
少し前に大きな話題になった建築ですが、観光施設としては上手く考えられていますね。
あそこまでお店っぽい、というか、ラブホみたいなセンスを前面に出した公共建築というのも珍しい。

そしてさらに旧花輪小学校記念館(写真よりずっと見所のある建物。しかも銅像の台座は伊東忠太だ!)、
わたらせ渓谷鉄道上神梅駅(みなに大人気)、ながめ余興場(ようやく)と廻って17時半。
写真はもう厳しいよねぇ、といった暗さになって本日の建築行脚はようやく終了とあいなりました。

いやあ、今回は凄いなあ。数もそうだけど、内容的にも色々あってなかなかの充実度。
で、さぞかしイッパイ写真を撮ったと思われるでしょうが・・・。
なんと途中でデジカメの調子が悪くなり、「キメ写真」用にもっていった銀塩の一眼レフを多用する羽目に。
もとよりフィルムの十分な準備などがあろうはずはなく、色々割愛せざるを得ませんでしたが、
まあ、デジカメでやたら撮っても使える写真はたいしてないんで同じか。

さて、みなと別れたプラナリアは桐生駅前のホテルにチェックインした後、
下見を兼ねて夜の街をふらふらさ迷いながら「一の湯」まで行って一風呂浴び、
さて、途中にあった渋い店構えの鰻屋さんに寄ろうと思ったら、既に終わっていました。
桐生って夜早いのね・・・。
しょうがないのでラーメンと餃子を食べた後に(群馬って値段は東京並なの??)、
金善ビル(登録文化財)に入っているレストランバーに行き、
オリオンビールを飲んでいる途中で一瞬轟沈。
カプセルみたいな椅子選んで座ったんですごく快適に眠れました。

以上駆け足で今日のまとめbyミニパソ@旅のお供、でした。
明日は桐生をシバくぞ!
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