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鯛焼きのくびれ

先日妻が丸い鯛焼きをお土産に買ってきた。
なんでも製造工程が機械化されているのが売りらしい。

今の鯛焼きは型が穿たれた鉄板に人力で皮や餡子を入れて焼くわけだが、
古の鯛焼きは一個づつの型で焼いていたらしい。
鉄板スタイルの方はある程度の製造の効率化の結果生まれたスタイルな訳だが、
それは餡を入れる工程の省力化にも現れている。
っていうのは、胴体と尻尾の間にあんまりくびれがなくって、
一動作で餡を詰めることが出来るって言うことです。

ところがこの古の鯛焼きの型にはもっとくびれがあって、結果、もっと鯛らしい形状になっている。
で、その鯛焼きを「天然もの」と称して「拓」を取っている人が居るんだそうだ。
こんな本も出されているみたいなんで、興味ある方は古本で探してみてください。

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モダニスト・プラナリアとしては機械化・量産化=良いものを安く!ですから
機械化による丸い鯛焼きの出現自体はあながち否定しませんが、
値段を再考してほしいと思いますね。餡とか美味しかったけど。
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