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横浜ゆかりの・・・

横浜に終了間際の展覧会を二つ見に行ってきました。

一つ目は都市発展記念館で開催している「横浜建築家列伝」(30日まで)。
「列伝」と強気な割にはややこじんまりした展示ですが、中身は誠実。
ここの展覧会はカタログがしっかりしているのがポイントで、
展示内容もしっかり収録されているので資料的にも助かります。

二つ目は横浜美術館で開催している「柳宗理展」(31日まで)。
それにしてもこの美術館のHPの気合のなさには驚きますね。
内容の概略を知りたい方はこちらのプレスリリースを見ていただいたほうが良いです。
→ プレスリリース「柳宗理展-手で考え、そして生まれたデザイン-」(PDFです)

柳さんも実は相当横浜に縁があって、野毛の動物園の橋やサイン、
市営地下鉄のサイン計画(あの青と黄色の奴ですよ!)や
券売機、ストリートファニチュアなどのデザインを手がけています。

ところがさー、この展覧会、
900円も入場料取るのにこれら横浜縁のモノの現物が無いに等しいんですよ。
いや、展覧会としては悪くないんですけど、これじゃあ横浜でやる意味がないでしょ?
もっと困るのはカタログ、ではなくて「イメージブック」なんだそうだが、で、
980円もするのに中身が無に等しいんだな、これが。

えーもちろん買いません。ミュージアムショップでは以前紹介した柳本
カーサブルータスの特集号も売っているので、買うならそっちでしょう、当然。

この展示の量なら汐留のパナソニックミュージアムにちょうどフィットするような気がするし、
内容的にも主旨(「建築・住まい」「生活文化」をテーマとする)に合っているように思うんで、
・・・うう、汐留に巡回して欲しかったです。
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