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ことしはジャズバンド

昨年はボサノバ楽団でしたが、今年はマイブームなジャズバンドでした。
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ジャズエイジのジャズ(その5)

Red Hot Jazz! ~初期のジャスに浸る

図書館で予約していた「RCAジャズ100年史」というCD全集がようやく廻ってきました。
(資料は期限までに返しましょう!)
で、念願かなってようやく古いジャズが聴けるので、本来なら感動の嵐、となるべきところなんですが、
実は・・・。
この時代のジャスが大量に聞けるサイトを発見してしまったのです。
1895年から1930年までのジャズを扱っている英語のサイトで、ミュージシャンのバイオグラフィ、
バンドのレコーディングデータ等がばっちりリスト化されているのみならず、
レコーディングリストのうちのかなりの部分がリアルオーディオでダウンロードして聴けちゃうのです。

The Red Hot Jazz Archive →http://www.redhotjazz.com/index.htm


著作権が切れているのだから、確かにあってもおかしくないサイトなのですが、とにかく物凄い情報量。
とりあえず1910年代から活動を開始していたバンドの音源だけチェックしようとしたのですが、
(最初のジャズレコーディングは1917年と言われているので)
それだけでも大変~。でもたのし~。やめられません。
こんなサイトがあるのがわかっていたら、予約がくるのをジリジリ待つことも無かったかな、という感じです。

*ところでリアルオーディオからiTunesに取り込むことってできないんでしょうか?

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偏っている・・・

最近GooBLOGではカテゴリーごとのエントリー数が表示されるようになりました。
あんまり偏らないように書いているつもりなのは当人だけ、ということだな。
「たてものよしなしごと」がダントツじゃない。
Mov_logの復活も含めて要検討ですな。

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つくば猫

つくば大学の構内というのは本当に広大ですね~。
芸術棟のピロティを歩行していた猫は、
人間が寄ってくると「にゃあにゃあにゃあ!」とうざそうに鳴きつつ、
歩調も緩める事無くずいずいと去っていきました。
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ジャズエイジのジャズ(その4)

流線型でスイング!

アールデコはギザギザで鉱物質!という見方はもちろん正しい。
ただですね、流線型デコっていうのもあるんですよっ!(と声を大にする)

ニューヨークの摩天楼の建設時期はアールデコの流行とピッタリ重なっていて、
ギザギザで鉱物質なアールデコで溢れたこれらの建築は、
大恐慌にちょっと遅れて、1930年代初期まで建てられています。
(建設業の常で恐慌の影響は遅れて現れ、結果空家だらけの摩天楼になったとか。)
で、ロスアンジェルスなんかにもこの手の鉱物質アールデコはあるらしいんですが、
1930年代からは、ストリームライン(流線型)デコ、といわれる
意味も無く曲線で包まれたデザインの流行が始まるのです。
この流線型フェチっていうのはどちらかと言うとインダストリアル・デザイン、
つまり、口紅とか機関車に主に現れた様なのですが、建築にもあるんですよ。
(ライトのジョンソンワックスだって、この気が・・・。)

この時代、アメリカもニューディール政策というある種国家主義的な体制にシフトしていたので、
このやや陰鬱な雰囲気と楽しげな流線型デコ、なんだか相性が悪い様な気もする。
でも、昔何かで(う~ん、思いだせん・・・)
「1930年代に青春時代をすごしたさる地方都市在住のご婦人が
 若い頃はいろいろ遊んで楽しかった、というのを聞いて結構驚いたが、
 考えてみれば地方都市にまで都会のナイトライフ、エンターティメント文化が流れ込んできたのが
 その時代だった、ということなのだろう。」
というような主旨の文章を読んだ記憶があって、灰色の1930年代というイメージだけでは語れない、
もう少し多様な文化状況があった、という事だけは確かなんだと思うんだけど。
(大恐慌の影響は地方都市の経済には殆ど無かった、という事もあるのかな?)

で、この時期にアメリカでブレイクしていたのが「スイング・ジャズ」!
あの、ロブスター食べたくなったりする奴ですね。
普通「ジャズ」と言った時にはあまり連想しない気もするのですが、
・・・例えばこじゃれたバーでジャズを聴きながら、といった場合のジャズ・・・
スイングもジャズだよ、と言われれば、あ、そうだよね、と言う事で、ストンと納得されるように思います。
もっとも当時の一般の白人は、ジャズというのは黒人の音楽で、スイングはそれとは別の音楽、
(つまりジャズじゃないと思っていた)、という話もあるみたいなんですけどね。

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どーでもいいですが流線型LOVE!なウィリアム・ギブソンのSF短編「ガーンズバック連続体」のBGMとしては
スイングジャズ、っていうのはちょっと違うような気もするな。
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