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「前衛いけばなの時代」を読んだ。

いけばな、ってなんでしょうね?
女性のたしなみ、お稽古ごと。
流派があって、家元がいて、お教室があって。
(・・・お茶と似ている。)

さて。

明治に入って日本という近代国家をつくるに当たって新たに「芸術」という概念が導入されました。
んで。
日本の伝統芸能(←超便宜的なくくり)は「芸術」に再編され、例えば「建築」なんかも
「日本建築史」というものが成立せしめられ、神社、お寺、住宅、等々といった「種類」に整理され、
建築、つまり西欧的な芸術概念のなかに(一応)無事に着地させられた訳です。
(でCasa BRUTUSでもすっきりとした特集が組めちゃう訳です)
日本画や彫刻なんかについても同様ですね。

ではお茶やお花はどうなったのか?
・・・というのはちっと私の手に余る問題ではあるのですが、
空間芸術としての「いけばな」と彫刻の関係とか、気になりますよね~。
最近の「いけばな」ってインスタレーションみたいだし~。
たとえば;→ 越後妻有アートトリエンナーレ「小白倉いけばな美術館」blog

そして重森三玲さん。

最近は「作庭家」という言い方をされるようですが、昭和期の造園家として著名な三玲が
戦前~戦後にかけて「いけばな」に深くコミットしていた時期があるのですね。
そして草月流の創設者(1927年創流、まさにモダン東京まっさかりの時期です)
勅使河原蒼風(1900-1979)という巨人が登場し。
といった辺りを美術畑出身の著者が語るので、問題意識がすっとはいってきてとても面白い。

前衛いけばなの時代―複眼的美術論前衛いけばなの時代―複眼的美術論
三頭谷 鷹史

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そういえば三玲はお茶も点てたし、お茶室も造ったんだよな~。
因みに三玲は1896年生れ。建築家でいえば吉田鉄郎(1894-1956)、
堀口捨巳(1895-1984)、土浦亀城(1897-1996)と、分離派世代と重なります。
・・・むうん。
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久々に勝手にツーショット!

某SAの駐車場をやや逆走してきた206。
私の隣に止まったのはたまたまそこが空いていたからに過ぎないようです。
車から降りてきた若いカップルさんは隣のルノーは一瞥だにせず
るんるん歩み去っていきましたとさ。
で、勝手にツーショット。
(俺のも仏車だっ!!)
それにしてもこの顔立ちの違いはなかなか面白い。
吊目はその後トレンドになりましたけど、やや垂れ目系なうちの子って個性的で好き
(親ばかです)

本日の用向き先の静岡市内でルノーを見かけたことって無かったのですが、今日は4を見かけました!!
目の前の大通りを横切ったのですが、独特の形(とやや前のめりな姿勢)にピッと反応。
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案ずるより

以前しゃか・しゃか五月蠅い、というレポートを載せた「Monster iCarPlay」ですが、
じつはもう一つ上手くない点があって、殆ど使っていませんでした。
それは何故か出てくる音が小さい、ということ。
街中ではボリューム上げれば何とか聞けるレベルなのですが、
高速クルージングとなると、決して静かではないウチの車では
十分な音量が得られないという「なんじゃこりゃ」な状態だったのでつい放置していたのでした。

と・こ・ろ・が。

久々にアップルHPのストアんとこをを覗いてみると、この製品へのコメントが一杯付いている。
「音が出ない」「音が小さい」というコメントも結構多くあって、
あ~みんな同じなんだ、と思ったら、なんと改造の紹介やレビューまででているではないですか。
(一応公式のHPなんですけどね)
で、すっごく簡単なメカなんでばらして調整している訳ですが、
要はヘッドとアダプターの接触がどんぴしゃになるように上下を逆さまにしているだけなんですね。
問題はコードなワケですが、バラしてみるとこの通り、
もともと反対側に付け直せるようになっているとも思える造りなのでした。
しゃかしゃか音はグリース塗ったり歯車取っちゃったり(デッキの機種によってはNGらしい)。

プラナリアはとにかくメカ恐怖症なんですがこれなら何かあっても壊れないだろう、
と思い切って取り敢えずコードの出し口を変えてみました。
結果は大正解、まえよりずっと大きな音でまともな音質で聞くことが出来ました。
しゃかしゃか音に関しては取り敢えず歯車二つ外してみたんですが
(っていうか一つ外れちゃったのでついで)
あまり効果が無かったみたいなので次回他の歯車の撤去を敢行する予定。

取り敢えず明後日の出張への備えとしては上出来かと。嬉しいっす。
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おお、山口晃さんだ!

地下鉄の駅貼りポスター、根津神社の例大祭のご案内です。
あれ?と思ってにじり寄ってみると・・・。
おお、やはり山口晃さんの絵ではありませんか。
う~ん、やっぱ単純に楽しくて好きです~。
一度本物を見てみたいと思って未だ果たせていません。
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世田谷ウルトラマン

何故文学館で「ウルトラマン展」なのか?
円谷プロが世田谷にあるから。
夏休みだから。

う~ん、何だか良く分かりませんが行ってきました、世田谷文学館
あったた。今年の初めに花森安治展とかやってたんだ~。気づかなかった・・・とほほ。

う~ん。誰の足跡かわかりませ~ん。↓

↑フォッフォッッフォ。と文学館に潜むバルタン星人。
↓シュワッチ!とお出迎えの写真撮影コーナー。

やっぱメトロン星人でしょ。
でも俺的には相方はセブンでなければ納得できない。↑

おまけ;
半年前に現存を確認した「一の谷研究所」。

20年前に区の教育委員会が出した「世田谷の近代建築」にもささやかに登場してます。
(建物名と住所だけ。設計者とかは不詳だったみたいです。あ、もちろん一の谷研究所じゃないよ。)
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