
これは、ヘクソカズラ。
すでに横へも伸び進んでいる。

次は、葉が大きいのでガガイモだろう。

植木から這い上っているのは、ヤブガラシ。

ここまでは、ほぼ予想されたところだが、その先を見て驚いた。
あの木の枝がフェンスに食い込んでいる所は、それを隠すように下から何か生えている。

この葉には見覚えがあった。
フェンスに付いている木には、かつて同じ葉が茂っていた。
とすれば、これはそのひこばえのようだ。

木の元はまだ残っていて、そこから生えたのだろう。
木が伐られてから大分経つので、その後もひこばえが生えただろう。
しかし、他の雑草と同じように刈られ、その度に生えるのを繰り返していたかも知れない。
このひこばえは、この後もさらに成長している。
確かにその後成長していたのだが、昨日見ると様子が変っていた。
あのひこばえがなく、フェンスの枝が良く見えるようになっていた。

近づいて見ると、切り取られたのではなく根本から折れている。
中心を押し拡げられ、枝は周囲に倒れている。
その1本の先端は、歩道側にはみ出している。

さらに根本を見ると、中心を足で踏んだように見える。

誰が、何を考えて、このようなことをしたのは分からない。
この植物に何か恨みでもあるのだろうか?