周りには多くの人が集まっている。
山車は妙善寺の方を向いている。
山車の上に立っているのは、もちろん菅原道真。
子供たちに集合がかかり、山車を引く際の説明が始まった。
道路を渡ると、山車と空になった山車庫が並ぶ。
すぐ先の菅原神社には、菅原町の会所が出来ていた。
ここから仙波町の山車を見に行こうと歩いていると、道の少し奥に人だかりがあった。
行ってみると仙波町の会所があった。
会所の奥には祭壇が設けられている。
向かいには仙波町二丁目集合所があり、そこにも多くの人たちがいた。
仙波氷川神社の近くの交差点では、交通規制が行われていたが、山車が来る様子はない。
祭り囃子が聞こえるが、それは神社の方からだった。
神社へ行ってみると、囃子は境内から聞こえ、そこには多くの人が集まっていた
山車はすでに神社前の道に出ていて、社殿の方を向いて止っていた。
神社前の坂道から山車を見上げる。
この山車の人形は仙波二郎安家で、抜いた太刀を立てて持っている。
石段を上ると、境内は人で埋まっていた。
山車の先頭に立つ提灯を持った人がいた。
こんな真っ赤な衣装の人もいた。
彼岸花が咲いていた方に舞台が出来ていた。
先ほどまでの囃子はここで演奏していたようだ。
その脇に小さな屋台があったが、これを見るのは初めてだった。
山車のない町内では、このような屋台を引くところを見たことがある。
山車を引く姿は見られなかったが、いつもと違う様子を見ることが出来た。