川越雑記帳2(川越見て歩き)

河岸街道2 マツザキの辻の石仏

 「散歩」のときとは逆に、三国塚から新河岸方向へ進む。


 400mほど行くと最初の交差点がある。


交差点から右の道を進むと、中福の稲荷神社の前に出る。


反対に左の道を行くと、狭山市に入り、不老川に架かる石橋がある。


 この四つ辻について、「散歩」には次のように書かれている。
 「中福の松崎本店の辻に弁天像が建っている。享保一三年(1728)正月、中福の吉沢氏ら九人で建てたものである。隣りにあるのは、天明五年(1785)一一月に建てられた法華経奉読の供養塔だ。」


 稲荷神社の方へ行く道角に石仏がある。
右の大きな浮き彫りの像が弁天像、左の石塔が供養と思われる。


 角の店の看板には「マツザキ」とあり、酒屋さんのようだ。
その店先にも二体の石仏がある。
どちらも庚申塔のようで、台座の上に大切に置かれている。


 割と交通量の多い交差点だが、どの石仏もよく無事で残っていると思う。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「街道を歩く」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事