茶語花香

人生は旅なり。
中国茶をはじめ、花のある暮らし、読書、旅などを中心に、日常の出来事を綴ります。

冬の薬膳茶教室@茶通

2013-11-16 19:58:19 | 茶会・茶勉強会
広尾商店街にある清品茶房茶通さんに、今月二回も伺いました。

茶通さんと言えば、先月の地球に優しい中国茶交流会で文山包種の春茶を購入しました台湾茶の専門店です。

茶通さんの文山包種のお味をとても気に入って、自分の教室で生徒さん達にも味わって頂き、あっという間になくなりました。今回は追加で購入し、東洋美人硬枝紅心も一緒に買うことにしました。

その日は運良く文山包種2010冬片をごちそうになりました。冬片というのは、冬茶を摘み終えた後、冬至が過ぎ日照が最も短い時期に出てきた芽のことです。この20年の間に、2010の冬しかでなかったレアもののようです。春茶の華やかさが、どこか奥ゆかしさに変身したような深い味わいの文山で、堪能しているとまた写真を撮り忘れました(笑)。

店長の田島さん(通称タジー)は、控えめでとても穏やかな方です。私が気づくまで、田島さんのことを田代さんと呼んでしまいました(汗)。それを聞いても何も指摘してこなかったのです。田島さん、ホントにごめんなさい(^人^)。

けれどお茶や東洋医学の話しをすると、とても楽しい方です。陸羽の茶経を勉強中と聞いた時、茶文化や茶の歴史にも熱心な方だなあと感心しました。

二回目の今日は、田島店長による冬の薬膳茶というテーマの講習会を受けに来ました。自らの研鑽を積めてきたのでしょう。

陰陽五行における水の主な役割の説明を受け、寒い冬を迎えるには、水の気の乱れを防ぐ必要があると私が理解しました。そこで、田島さんオリジナル配合の薬膳茶三種類を実際飲ませて頂きました。

どれも美味しかったし、沢山のヒントを頂きました。

写真は、一緒に受けに行きました茶友のりつこさんが提供してくれました。

最後に頂きました豆乳ベースの薬膳茶は、どこか遊牧民のミルクティの風格で、豪快な気分にさせられました。

食材やプーアル紅茶を土鍋で煮込んだ際に、漢方の独特な香りが漂ってきました。それが懐かしくて、実家の母が漢方生薬を土鍋で煮込むシーンを思い出しました。

茶通の田島店長、ご一緒の皆さん、ありがとうございました。

茶通
東京都渋谷区広尾5-16-1 北村60館2F
営業時間 11:30~20:30
定休日 火曜日

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