JTBで「20代若者の旅行動向調査」という調査をしています。
今後の旅行業としての戦略を考える材料としているのでしょう。
若者は国内旅行をメインとするのか、それとも海外旅行に誘導するのかなどの検討をしていると思います。
調査の締めくくりに、下記のような文章が書かれていました。
（以下調査抜粋）
「今や日常生活品となっている携帯電話やパソコンの費用をはじめ消費アイテムが増えており、収入が伸びない中で、相対的に「海外旅行」のプライオリティが下がってきていることが考えられます。国の政策として掲げた2010 年海外旅行者数2000 万人達成に向けては、「海外パッケージツアー」の安全性や利便性、「旅行」の楽しさ、有益さをもっと訴えていく必要がありそうです。
（抜粋以上）
消費アイテムの増加によるプライオリティーの低下は、旅行だけでなく自動車業界もアタマを悩ませているところです。
「若者の消費優先順位をどれだけ上げられるか」、それが今後のさまざまな業種での最重要課題となると言えます。
