昨日、iPadに電子書籍を初めてダウンロードしました。
なんとなくApp Storeを見たら、ちょっと話題になっているサンデル教授の「これからの正義の話をしよう」が電子書籍になっていて、しかも期間限定(来日記念)で900円になっていたのです。
「ある人からおすすめの本はなに?」と訊いたところ、この本を勧められました。
勧められたその日のことなので、恐ろしいくらいの偶然です。
自宅に帰ったら、Amazonで紙の本を買おうと思っていたのです。
運がいいというか、ツキがあるというか、ありがたいです。
![]() | これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学 |
鬼澤 忍 | |
早川書房 |
本だと2,415円ですが、iPadで購入すると900円です。
すばらしい!
電子書籍の良いところは、本棚のスペースをとらないことや、数冊持っていってもiPad分の重さで持ち運びが楽ということがメリットとしてありますが、僕は「即時に読みはじめることができる」ことが最大のメリットだと感じました。
僕はアマゾンの倉庫(千葉県市川市)に近いところに住んでいるので、配送までの時間はかなり短いと思います。
在庫があれば、翌日に届くこともあります。(通常配送でも)
それよりも早く、この電子書籍なら、瞬時に届いてしまうのです。
バスに乗っているときに注文し、ダウンロードし、読み始めることができました。
このメリットはすごい。
ある課題があり、その知識を得るために本を数冊読むとします。
電子書籍なら瞬時に本を取得して調べることができます。
また、電子なので場所を問わず読むことができます。
こんなメリットがあるのに、日本の電子書籍は未熟というかほとんど対応していないのです。
なんとかならないものでしょうか。
日本の電子書籍事情は。