12月の雨。

　雨音に気づいて　
　遅く起きた朝は
　まだベッドの中で　
　半分眠りたい

　ストーブをつけたら　
　くもったガラス窓
　手のひらでこすると
　ぼんやり冬景色

週末に積もった雪が
12月の雨で流されていく。

　今でもうしろを
　ふとふり返れば
　あなたが笑って
　たってるような気がして

　時はいつの日にも
　親切な友だち
　過ぎてゆくきのうを
　物語にかえる

このごろは、
北海道での12月の雨は
珍しいことではない。

むかしは
あまりなかったように思うけど。kyokukenzo


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