KYOKUKENZO'S WORKSHOP 2025

「道」は自ら切り開くもの。
他人の後追いは「道」にあらず。

さらしくじら。

2018年07月30日 | 中華料理
帯広の中華店で

「さらしくじら」を

いただいた。

なつかしいな。

でも厳密にいうと

「くじら」は

なつかしいけど

「さらしくじら」は

子供のころに

食べた記憶はない。

「さらしくじら」は

サカナ屋になって

売った記憶だけ。

子供のころに食べた

「くじら」の思い出は

給食の「くじらカツ」や

「くじら竜田揚げ」。

それと缶詰の「大和煮」。

「ベーコン」も

時々は食卓にのったけど

脂だらけで美味くないから

あまり好きじゃなかった。

学生時代の製造実習で

無着色ベーコンを作って

学祭で売ったけど

全く売れなかった。(>_<)

やっぱりくじらベーコンは

あの赤色にしないと

ダメみたい。

他のくじら製品は

我が家の食卓では

登場しなかったので

「さらしくじら」や

「くじらのタレ干し」や

「しおくじら」や

「くじら刺し」や

「くじら尾の身」などは

私がサカナ屋に

なってからの認識だ。

「さらしくじら」は

別名を「おばけ」という。

漢字で書くと

「晒し鯨」「尾羽毛」。

くじら尾羽の塩蔵品を

薄く切って

熱湯で塩分や脂分を抜き

冷水にさらしてから

酢みそで食べる。

だから「さらしくじら」。

当時は100グラムで

298円くらいだったと思う。

詳しくは書かないが

その後の捕鯨制限で

「くじら」はすっかり

貴重品になった。

だからという訳じゃないけど

「ベーコン」や

「しおくじら(コロ)」など

最近では美味しくいただく。

あの当時

売れ残り品を

酢みそで食べてみたけど

あまり

美味いと思わなかった。

今日は

中華風の味付けで。

シャキシャキコリコリ。

ホント、これは美味い。kyokukenzo
コメント
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