KYOKUKENZO'S WORKSHOP 2025

「道」は自ら切り開くもの。
他人の後追いは「道」にあらず。

かならず。

2020年04月08日 | 歳時記
(昨日からの続きです。)

そして

この旅から2年後
彼女はひとり旅立った。

だからなおのこと
この旅は心に残る。

10年ほど前に流行った
このインフルエンザは
多くの命を奪った。

でも私はあの
インフルエンザがなければ
予定通り中国五岳
「泰山」を登ったはず。

彼女と一緒の
「富山旅行」は
なかっただろう。

インフルエンザの
「おかげ」だ。

顰蹙を買うかもしれないが
敢えてそう言う。

あの災いがあったからこそ
あの福があった。

いま世界中が
新型ウイルスに怯えている。

多くの方が命を失った。

経済にも
大きな影響を及ぼし、
多くの方が
大変な思いをしている。

一日も早い
事態の収束を
願うばかりだが

現状が収束して
今をふり返ったとき

この事態で本当に
大変だったけれども

これがあったから
あんなことができた。
あんなことに気づいた。
あんな良いことがあった。

と思えることが
あればいいなと思う。

人生山あり谷あり。
それを全部
ひっくるめての人生。

冬があるから
来る春が嬉しい。

逆境を順境に。
嵐はかならずおさまる。

その日が来るのを
私は待っている。 kyokukenzo

このたびの
新型ウイルスで
命を落とされた
多くの方々の冥福を
心からお祈り申し上げます。

また、罹患した皆さまの
一日も早い快復を
願っております。曲 健三


追伸。
あこがれの「泰山」は
それから5年後に実現し
夢が叶いました。kyokukenzo

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