樗牛伝⑤。

資料によると
樗牛の本名は林次郎。

思想家
高山林次郎が考える
このペンネームには
きっと深い意味が
あるに違いない・・・。

調べてみました。

「樗牛」とは
「荘子」にある言葉。
紀元前300年の書です。

恵施が荘子に言います。

私のところに大木がある。
人はそれを「樗」と呼ぶ。

根はボコボコしていて
まっすぐにはならない。
枝はクネクネしている。

これでは木材には適さず
大工は目もくれない。

荘子も似た様なもので
話は大きいが役にたたず
誰も取り合わないだろう。

荘子が答えて

狐狸は伏して獲物を狙い
縦横無尽動きまわるが
結局は罠にかかって死ぬ。

「牛」は立派な体だが
ネズミ一匹捕まえられない。
でも罠にかかることもない。

あなたのところの大木が
役に立たたないと言うが

野原にその大木を植え
周りをゆっくり歩き
木陰でのんびりしては如何か。

役に立たないことを
気にすることはありません。
（荘子関連のHPから抜粋）

「無為」の思想。

樗は木材として使えない
でも切り倒されることもない。
牛はネズミを捕まえられない。
でも罠にかかり死ぬこともない。

眼前の暦は「浴牛」の図。
今年はウシ年と気づきました。

幼少時の思い出から
「樗牛」にたどり着いた。

60年前、あのまま
幼稚園に通っていたら

きっと違う世界がいま
目の前にあるのでしょう。

どっちが良かったのかは
比べる術もありませんが。

樗牛。

天空を突く大樹「樗」と
愚鈍に見える「牛」の力強さ。

イヤなものはイヤ。

称賛されなくても
高い志をもって
人生を生き抜きたい。

これが60年後に得た
私の結論なのかもしれません。

メラニーのな歌声。
あのヨーデルが今も
私の頭の中を巡っています。

「滝口入道」再映画化は
スイスでリメイク。
横笛役はメラニーで決まり。

ウシ年の儚い幻です。（拙文樗牛伝完了）kyokukenzo

格別な努力。

先日のM川五輪相の談。
格別な努力をした人たちの輝きが
私たちに勇気を与えてくれる。
私たちが勇気を持って一歩進める、
社会の活動を進めていく
後押しになるのではと思う。

これを聞いて
感じる違和感はなんだろう。

格別な努力をした人たちが
アスリート以外にもいることを
私は知っています。

その方たちの輝きが
私に勇気を与えてくれています。

M川五輪相がアスリートを讃えた
「同じフレーズ」を以って私は
その方たちを讃えたいと思います。

おなじ「格別な努力」に対しての
「推進する」か「自粛させる」か。
その区別の基準はどこに？

五輪を中止せよ
と言える資格は私にはありません。
飲食店を容認せよ
という権限も私にはありません。

現状の緊急事態が
1日も早く収束することを
心から願うばかりです。晋南貿易㈱ 曲 健三

樗牛伝④。

「樗牛」と書いて
「ちょぎゅう」と読みます。

明治時代、
高山樗牛という
思想家がいました。

高山樗牛。
23歳の時、
東京帝大に入学。
平家物語にある
斎藤時頼（滝口入道）と
横笛の悲恋を題材にした
歴史小説を発表して
読売新聞に連載された。
（ウィキペディアより）

春風亭柳昇は
この小説を題材に
落語にしたのでしょう。

私の拙文「樗牛伝」は
一日置いて、明後日に完結です。kyokukenzo

樗牛伝③。

春風亭柳昇の演目
「滝口入道」とは。

世は平安。

平家全盛の時代。
時の権力者平清盛は
花見の宴を催した。

ここに平重盛の部下
滝口武者の斎藤時頼も
招かれ参加していた。

このとき宴の余興として、
建礼門院に仕えていた
横笛が舞を披露した。

時頼は横笛の美しさ、
舞の見事さに
一目惚れしてしまった。
（ウィキペディアより）

横笛って、
まず名前がステキです。
映画化されたら
女優は誰イイでしょう？
（1923年に一度
映画化されているようです。）

平家物語のラブロマンス。

時頼と横笛。
その愛の結末やいかに？

この続きは明日に。kyokukenzo

樗牛伝②。

最近は特に大きな
悩みはありませんが

酒を飲んで寝た夜など
変な時間に目が覚めて

コロナのことや
会社のことを考え出すと
眠れなくなります。

こんなこと悩んでも
仕方ないことなのですが。

そんな時には
寝るのをあきらめて

YouTubeで、音楽を聴いたり
落語を聴いたりしています。

最近よく聴くのは
スイスの音楽一家
Oesch’s die Dritten
オシュス・ディー・ドリッテン。
（オシュ家の三代）

家族がひとつになって
本当に楽しそうです。

特にMelanie Oesch
メラニー・オシュさんの
歌唱力とヨーデル。

何度も聴くので、
今も頭の中を
ヨーデルが巡っています。

落語では
柳家小三治（10代目）の
「ちはやぶる」や
古今亭志ん朝（3代目）の
「芝浜」「品川心中」。

幼少の頃好きだった
春風亭柳昇（5代目）の
とぼけた語りをよく聴きます。

今なら
放送禁止になるような
内容もあってヒヤヒヤです。

彼に「滝口入道」
という演目があります。
これがまたいい噺なんです。

明日へ続きます。kyokukenzo

樗牛伝①。

私が生まれたのは
札幌市（東区）北18条。

その後、
家の商売が順調で
4歳の時に南1条へ
引越しました。

5歳になって
幼稚園へ通うこととなり
テレビ塔向かい
H光幼稚園へ入園します。

教会に付属する
キリスト教系の
幼稚園でした。

私は奥手なので
記憶が残るのは
そのあたりからです。

でもホントは
幼稚園なんて
行きたくなかった。

とても内気な
子供だったんです。

入園早々
イースターの行事で
ちょっとした
行き違いがあったり

教会の日曜礼拝で
イヤな思いをしたりで
（詳しくは書かないけど）

もともと
行きたくなかった幼稚園。
すっかり嫌気がさして
「やめます」と
登園拒否となりました。

幼稚園から
母親に連絡があり

来週運動会があるので
それをきっかけに
復園しては？との誘い。

母も心配して
運動会の会場となった
円山の坂下グラウンドへ
私を連れて行きましたが

友だちもいなく
つまらなかったので
参加せずに帰宅しました。

結局その後幼稚園へは
戻りませんでした。

兄たちからはずっと
「幼稚園中退」と
揶揄われましたが
気にしませんでした。

「イヤなものはイヤ！」

それから2年間
小学校入学まで、
私は家で
ダラダラ過ごすのですが

次兄が遊んだり
勉強を教えてくれたので

小学校に入るころには
読み書きや加減乗除は
出来るようになっていました。

兄が帰ってくるまでは
ひまなので、もっぱら
TVを観る毎日でした。

ブーフーウー
みんなのうた
子供向けドラマ
ちろりん村とくるみの木
など記憶に残ります。

そんな中で
特に好きだったのが
「お笑いタッグマッチ」。

司会は春風亭柳昇（5代目）。
出演の落語家の中では
柳家小せん（4代目）が
特に人気があったように
覚えています。

明日へ続きます。kyokukenzo

JPさながら。

ドッキリ！

目の前を
黒い影が横切った・・・！

ある日森の中

クマさんと出会った♬

花咲く森の道

クマさんと出会った♬

ここはサホロ

ベアマウンテン。

エゾヒグマが
放し飼いされている森の中を

鉄格子で守られた
専用バスで廻ります。

さながら

ジュラシックパークのよう。kyokukenzo ＠ SAHORO

まさに葛藤。

東京に住む後輩
Aさんから
連絡をいただきました。

小中学校の後輩。
すなわち
住んでいたエリアが同じ。
と言うこと。

創成川の東エリア。
いわゆる川東地区です。

久しぶりなので
一緒にご飯たべましょう。

川東の老舗焼肉店で
待ち合せました。

彼女の開口一番
「なつかしいお店！」
昔よく来てたんだよね。

「乾杯！」
「元気そうでなにより！」

近況や今後のこと。
いろいろ話して話して
時はあっという間です。

彼女は
とっても頼りになる
フリーランスナース。

いつも私の身体について
気遣ってくださり
アドバイスをもらいます。

お酒との付き合い方。
私の葛藤について
教育的指導をいただきました。
↑彼女のブログです。↑
↑文章がとっても上手です。↑

いわく
お酒を飲むことで
何を得ているのだろう？
逆にお酒を飲むことで
何を失っているんだろう？
これ、まさに葛藤。

得ているものは
沢山あるとの実感。

でも失っているものは
目に見えない。

きっと体内のどこかが
悲鳴を上げているんだろう。

考えさせられるものがあります。

さらに続けて
けんぞうさん（先輩）
かんぞうを
大切にしてくださいねっ！
また一緒に飲みたいですから〜

それは
なんとウレシイことば。kyokukenzo

大餃子大会。

ステイホームの
大餃子大会。

ホットプレートで
一気に焼いて
熱々をいただきます。

いつも
美味しすぎて食べすぎる。

どうしたら
いいんでしょうか。kyokukenzo

太陽のタマゴ。

みやざき完熟マンゴー
太陽のタマゴ

みやざき完熟
マンゴーの中でも
糖度基準15度以上、
重さ350g以上という
厳しい基準を
クリアしたものが
「太陽のタマゴ」
として出荷されます。
（添付パンフレットより）

トロピカルフルーツの女王
「熱帯の香り」
みやざき県から到来です。

今すぐ食べたいけど
ここは我慢して

よく冷やしてから
いただきたいと思います。kyokukenzo

～ ～ ～ ～ ～ ～ ～ ～

追伸。
後日の写真です。

さすが

厳しい基準を
クリアした逸品。
最高に美味しいです。kyokukenzo