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Mind Feeling 0809-2

2007年08月09日 23時59分59秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59

  昔話が中心のこの“Mind Feeling”。
 今回もまた、その手の話になる。
 深夜アニメに関する話の中で、以前、「物語(=小説もどき)を書く」という事が第3の趣味である…という話をした。その話をしたいと思う。
 目覚めた経緯は、以前述べた通りである。
 中学時代に、不意に書き始めた物語であるが、材料は、当時の学校生活の不満にあった。はやい話、愚痴っぽい話ばかりだった。
 そんな中学生活の不満を、放課後、学校近くにあった自転車置き場で、しこたまその当時親しかった友人と話をしていた(後に、趣味である鉄道の話も出て来る)。そんな中で、「物語を書く」という芽が育てられていった。
 個人的に一番思い入れのある作品が1つある。今から12年前に生まれた“The Singer Song writers”である。
 書き始めた頃、丁度、その学校の放課後に語り合った友人との関係が悪化し、絶交状態になり、お互いを憎むべき忌むべき存在となっていた。その為、周囲の人間関係に少し変化が生まれた。その事も書くきっかけを与えてくれたのかも知れない。
 この作品の主人公は京野世佐美(きょうのよさみ)と言う。シンガーソングライターが彼女の職業である。そして、話の舞台は、ラジオ番組と彼女の日常生活だった。
 だが、この作品はある時、行き詰まりを見せ(飽きてしまったのもある)、お蔵入りとなった。
 復活したのは、6年後だった。パソコンを手に入れ、データ管理がし易くなった事を受けた。ちょこちょこ書いては居た。やがて、自動車免許を合宿で取る事になるのだが、その合宿場所が山梨県の田舎街で、教習以外の時間が暇だったので、ノートを1冊買って書き始めたのだが、やはりそれでも完結は見なかった。
 話を書き終える事が出来たのは、今年の7月である。先述、紹介させて頂き、かつリンクも張らせて頂いた、ブログが開設され、その中に、「イメージスケッチ」というコーナーが設けられ、妄想でもなんでもいいので、物語を書いてみないか?という趣旨であった。そのコーナーで、“The Singer Song Writers”を書こうと思った。この時を逃したら、きっとまたお蔵入りして完成する事は永遠に無い…という思いにかられて、書き始めた。1回に投稿できる文字数に限度があった事とようやく、そのブログサイトを通じて、物語の骨子を組むことがほんの少しではあるが出来るようになったのも幸いした。
 だが、何しろ12年前に始めた作品であるし、特に、物語をどんな風にして終わらすか、や、どういう方向に話を持っていくか?、をしっかりと決定していないままに、改訂に改訂(登場人物を変えたり、ふやしたりする程度)を加え、挙句にしっかりと1話完結させていなかったので、制作は困難に困難を極めた。もう12年前の記憶なんて残っていても僅かで、部分的で、薄れていた。
 そこで、比較的しっかりとした資料としてなんとか残っていた教習合宿の時に書いたノートとPCに残っていたデータをもとに復元をしていくのだが、当然それだけでは足らなかった。
 話が横にそれるのだが、先述の中学時代に関係を断絶した友人とその後、縒りを戻す事になった。その中で、鉄道のフリーランスも生まれるのだが、その延長という形で、架空のラジオ局の開設を行い、そこで活躍するDJ達も設定した。その中に、主人公京野世佐美がエントリーされた。そして、完結こそしていないが、“The Singer Song Writers”の中で登場したキャラクターも、架空ラジオ局の番組でDJをつとめる事になった。その際、しっかりと各キャラクターのデータ(名前、生年月日、血液型、特徴を示す)をつくり、設定を行うのと同時に、“The Singer Song Writers”に登場する人物もしっかりとデータとして残したのも幸いした。
 さて、ブログサイトで物語を発表するのだが、3回の投稿で1話完結というルールを作り(そのサイトの管理人様のご意見もあり)、構成を練った。このサイトでのイメージスケッチコーナーでその時点で4作品の発表をしているので、その過程中で生まれたものもネタにして、ともかく完結させるぞ!の1点で創り上げた。(ちなみに、このイメージスケッチのコーナーに掲載される写真は、本来、管理人様がランダムに選ぶのだが、その時は、過去にブログで掲載された写真を強引にイメージスケッチへの流用を依頼したのである。我侭に応えてくれたのである。掲載された写真から、この話が描けそうと思ったからである。管理人様には本当に感謝している)時間はかかったが、なんとか「完成」という日の目を見た。「あとがき」も勝手につけてみた。これも、深夜放送の番組コーナーの影響である。物語を提供する時はかならず「あとがき」をつけるのがルールだった。
 リンクを張っておくので、もし、ご興味が御ありだったら見て頂ければ幸いである。大して面白い話ではないかも知れないが…。
http://blog.duogate.jp/tsuyoshiexp/?p=0&disp=entd_p&EP=16139665 

 余談であるが、こんなタイトルの作品を書いているのと架空ラジオフリーランスに、深夜放送の影響を受け、私は自分で作詞作曲した曲まで作っている。中学時代の放課後語り合い、鉄道フリーランス、ラジオフリーランスまで持ってきた友人と、一応、コンビまで組んだ。当初は、私がメインで曲を作る予定ではなかったのだが、形になったのは私だけだった。コンビ名は、鉄道の急行と表現するを意味する“Express”である。このあたりの話は、また別の機会をもってしようと思う

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Mind Feeling 0809-1

2007年08月09日 20時35分56秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59

 この季節の風物詩である、「セミ」に関する話をしてみたい。
 暑さを掻きたてるような鳴き方をするものもあれば、夕暮れ時や朝方に、1日の始まりと終わりを告げるものも居る。
 セミというと、1週間しか生られないものとして、子供の頃は、「捕まえるな」とか「捕まえても逃がせ」と言われたクチである。実際は、7年(地中に居るのが6~7年だった気が)も生きる長寿である。カブトムシは、幼虫の時代から行くと1年少ししか生きない上に、冬眠もしないので、短命なのにつかめてもあまり文句が出ない虫であるし、格好いい存在でもある。くわがた虫は、冬眠するものもあり、長く生きるものも居るらしいが…。
 最近という訳ではないのだが、夜になっても普通に鳴いているセミが居る。街灯の灯りの所為なんだろうが、昼に夜に鳴くとは何とも忙しい生活しているな…と思う。やかましいと言えばそうだが、「夏だな」と感じさせるものがあるので、私は良しとしている(でも、家のすぐ近くとかで鳴きつづけられたらキれるかも)。私も、夜光虫は夜光虫なので…。
 西日本に住む、シャンシャンシャン…となく、クマゼミだったか?あれは、強烈だなと思うし、より「夏だ!俺たちの時代だ!鳴かせろ!」という自己主張が強い気がする。関東地区でも、見かけたという方は居るようだが、私は無い。両親の実家が西なので、年に1度聴くか聴かないかなので、印象深いセミである。
 いつか、テレビでだが、日本のセミ以上に地中に居る時間が長いものが居るという話を聞いたことがあり、時に大発生するというものもいるそうだが、迷惑千番かも知れない。
 しかし、彼らの亡骸を見ると、やはりはかなさを覚える。特に、9月頃になると余計である。
 怪談話系の話で、セミが登場する話があった。吉田秋生氏(吉祥天女やカリフォルニア物語等が名著)の作品『十三夜荘奇談』(小学館 1986年)の中にある『風の歌うたい』という話で長寿(地上に上がって2年も生きている)のヒグラシが登場し、こんな台詞がある。

「この世には、わたしなど及びもつかぬほどすばらしい歌うたいがいるのですよ…それは〝季節〟ですよ」

 虫の歌声よりも、季節が織り成すものはそれ以上…という事なんだろうが、季節が巡らなければまた虫も鳴かないという事になる気がする。
 結局、いつものパターンで何を言いたいのか、自分でもよく解らなくなってきたが、立秋を過ぎ、あと少しすれば、秋の始まりを告げる「つくつくほうし」が鳴き始め、「みんみんゼミ」とあわせてメインとなる日がやってくる…と今は、そんな感傷的な話は避けるべきだなと思いつつ、うちわ片手にブログを書く私である。

 <後日談>
 只今、2007年9月5日であるが、この時点で何故に「子供関連」サイトの運営者様諸氏から5件も「トラックバック」を頂けた事は、嬉しい限りである。しかし、何故に「子供関連」なのか、とてもよく解らない。
 「子供」という言葉を本文中に多く載せた所為だろうか?理由がはっきりしないが、不思議なものである。

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名川@東武バス様コメントありがとうございます。

2007年08月09日 19時40分07秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59
 名川@東武バス様、コメントありがとう御座います。また、お読み下さいましてありがとう御座います。
 学生時代の晩年に、フリーランスが成熟してから3年、4年が経っています。フリーランス仲間達とは今はもう付き合いがありませんし、再び、縒りを戻す気もありません。苦い思い出と共に、面白い思い出の1ページを書き加えたものです。特に、浅草線乗り入れを計画したフリーランス仲間の1人が、このフリーランスを盛り上げてくれたのがありますし、そこから、鉄が深まったというのはありますので、その人には感謝しないといけないのですが…。
 今でも、自分の路線の資料は残っていますが、仲間の資料は抹消してしまったので、もはや手元には残っていません。
 また、機会を作って、自分のフリーランス路線の話をしたいと思っています。
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