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Mind Feeling 0810-1

2007年08月10日 22時55分06秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59

 先ほど、「言い訳」という言葉を出したのと、昨日8月9日、小説の話をした所から、1つ話をしてみたい。
 “The Singer Song Writers”という作品に思い入れがあるという事は述べた通りである。その主人公の京野世佐美は、実は、他の作品の中でも、歌手として登場する。このキャラクタにも相当な思い入れがあるという事になる…のだろうか?

 「おまえの言っているのは言い訳だ」
 と言う事を、社会に出て言われた事があった。自分の想いがしっかりと相手に伝わらない事に、もどかしさを覚えた。そんな時の悔しさとか歯痒さを形にして表したい、という想いが生まれ、昨日話した、作曲という分野でそれを活かしてみようとした。
 詩の内容やメロディーは何とか出来たのだが、肝心のタイトルがどうしても決まらなかった。そんな時、過去に書いた小説を思い出したのだ。いつ書いたかは定かではないが、学生時代の受験期に、横浜の予備校へ通って居た事があり、その近くをたまたま歩いていた時に、書きたくなった話である。手元になんとか手書きのノートによる資料が残っていた事を思い出し、そこにはちゃんと曲のタイトルもかかれていたので、それに少し手を加えて使おうという事で出来上がったのが、『-Dear you-この歌をあなたに届けたい』というものだった。
 時期は解らないが、“Dear you”という曲を描きたいな…と思って居た事があり、どうしようか…と悩み、解決がしないまま時間が過ぎ忘れかけていた時に、一番初めに述べた出来事があり、完成となった。
 伝えたい事が伝わらないもどかしさは誰にでもあると思う。相手に解ってもらえない事は、多いにせよ、辛いには辛い。私は「言い訳だ」と言われた事が一番、嫌だだったし辛かった。そんな自分を半ば慰める為に出来た様なものである。他の誰かにしてみたら、取るに足らないものかもしれないし、つまらないものかもしれないが、自分にとって、その出来事はとても重要なものだと思ったのだ。
 あんまり情報を引き散らかして良いものではないのだが、この曲の詞の一部を、リンクを貼らせて頂いているブログサイトで書いた小説にも流用したので、見る事が実は出来たりする。
http://blog.duogate.jp/tsuyoshiexp/?p=0&disp=my_entl_p&MP=983980 

 この曲のタイトルのヒントがあった小説は、見てみると一応は完成をしていた。今日、確認するまですっかり忘れていた。
 小説と曲がリンクした事のある作品として、思い入れのあるものではある。ちなみに、この作品(タイトルは『グッドフレンズ』と言う様だ)の中に、もう1曲、詞の一部とタイトルが書かれていて、それも後に形にしていたりするが、その話は、また何かの折にでもしたいと思う。

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深夜アニメトーク 0810-1

2007年08月10日 22時10分39秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59

 8月に入り、今放映されている各深夜アニメ、話が佳境に入っている事と思われる。おそらく9月晩期から10月始めで終わる作品が殆どだと思う。『コードギアス』の未放映分が先週放映され、続編があるという事で終わった。
 今の段階で、今回観ている作品(リストは、以前紹介した通り)で気になっているというか、気付かされた事は、「天真爛漫さ」について…という事にある。きっかけは、『おおきく振りかぶって』の登場人物の1人にあった。たまたま、オフィシャルサイトを覗いてみたら、そんな言葉が人物紹介の中に使われていて、1つのポイントになった気がした。
 「天真爛漫さ」というのは、以前、書いたかも知れないが、子供の頃特有なものであって、年齢を経る毎に薄れていくものだと思う。丁度、子供以上大人未満という年齢にあたるのが10台だと思うのだが、今、観ている作品に登場する人物達の多くがそんな世代である。そんな様子を感じさせるシーンがあると思わず笑みが零れてしまう私である。これまでも『クラスターエッジ』のアゲート・フローライトとか『ロミオの青い空』のロミオなんかでも、そういうものはあったのだが、特に、ピンと来るものはなく、ただそうなんだ的なものでしかなかった。けれど、惹かれる何かはあった様に思う。
 「天真爛漫」というと、真っ直ぐで無垢なで純真…というイメージが私にはある。それはそれで、とっても良い。しかし、時として、私はそれを憎んでしまう事もある。嘘が通らない…という事にある。
 状況にもよるが、自分が不利な場面に立った時、言い逃れや自分の立場を守りたいという防衛本能が働く場合が多い(少なくとも自分は)。他の第三者が、自分を擁護してくれたりする場合はまだ良いが、いつもその第三者が居るとは限らない。となると、自分の事は自分で守らないと行けないのは言うまでも無い(見苦しく醜い意見ではある)。そんな時に、「天真爛漫」や「無垢」や「純真」という言葉が、酷く、冷酷で憎むべきものに変わってしまう。正義は常に悪に勝ち、悪は正義によって裁かれる、と言う。裁くのは良くても、裁かれるのはあまり良い気分がしないのではないか?と思う。私は、少なくとも、自分自身が、自分にとって悪い方向に他人に裁かれるのは、嫌だ。
 私自身、過去に悪事の所業が多かった所為もあり、また、おおよそ年齢不相応なものに触れすぎた所為もあるのか、「汚れた醜い心」の持ち主である。それ故に、「天真爛漫さ」に時として惹かれ、時としてそれを「忌み嫌い憎むべきもの」としてとらえてしまう。憧れであり、嫉妬の対象でもある。
 具体的なエピソードが添えられていないので、解り難い話ではあると思うが、「具体的」なものを過去については、殊、記憶に薄く、あまり書いてしまうとそれはそれで物議をかもし出しそうな畏怖もあり、かけるに書けない。所詮は言い訳であるのだが、そのあたりの事情を察していただきたい所である。
 現クール、残り僅かとなってきたが、動向を慎重に見つめていきたい。また何か感ずるものがあれば、述べてみたい。
 

  <後日談>
 2007年8月23日にブログを更新していたら、このコメントにトラックバックが打たれ、観てみると、8chの木曜深夜に行われている枠の「ノイタミナシリーズ」に関する話である事が解り、ずっとページをスクロールしていくと、私のブログもしっかりと入っていて驚くばかりである。
 「ナイタミナ」で私は、『ハチミツとクローバー』が一番に印象深いし、『働きマン』も良かったな…と思う。勿論、『のだめカンタービレ』もであるが。
 『ハチミツとクローバー』で、自転車の車輪が出て来る来るシーンが印象的である。あの意味が解ったのは、放送が終了され、映画を観た時だった。
 
「1つの恋の始まりが、周囲に伝播し、そこから話が始まる」と言う事と、「1つの恋が、自分自身にしても色んな事に影響していく」と言う事である。物語の中心である「恋」とその展開を形にすれば、あの様になるようだ…と勝手に結論付けている。
 『働きマン』は、職場の状況をよく表していたなと思うのと同時に、「編集作業」のちょっとした1面があったりして、面白かった。物語の最後は、ちょっと切ない面もあったが、「働いて輝く」と言うのがかなり強かったと思う。
 『のだめカンタービレ』は、言う事なしって感じに面白かったですが、主人公になるのか、野田めぐみ氏の将来がもの凄く気になる。ある意味、ピアノの天才だと私は思う。案外、シンガーソングライターとかになったら面白いかな…と軽率ながら面白いなと思う。ピアニスト風のピアノ弾き語りとかは迫力ありそうだな…と勝手に妄想してみたり…。
 あと『獣王星』も結構、楽しかったな…と思っている。幸運に恵まれた主人公であったが、適応力の高さに知識高さは羨ましい物があった。大切な人を2人、結局、主人公は無くしてしまうが、決して「獣王」になるための犠牲でない、という事が、はかないかな…と私は思う。
 因みに、声優に興味が無い…と言っときながらの話だが、この『獣王星』の主人公の幼年期と主人公の弟(だったと思う。双生児だった)の声は、『名探偵コナン』の主人公と同じで、物凄く驚いた記憶がある。その声優さんは、今年の深夜アニメ、“Gigantic Formula”と『クレイモア』でも登場している。特徴的な声なので、聴くとかなり高い確率で解る方でもある。

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