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Mind Feeling 821-1 「真夏の夜の半月に思う」

2007年08月21日 23時12分20秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59

 日がすっかりおちた今日8月21日、ふと窓の向こうを見たら、見事な「半月」が浮かんでいた。夏に月は似合わない…という話は以前もしたが、気になったのであえて話題にしてみる。
 2007年の暑き季節の本番は、8月入りと遅かったが月日はそんな事をお構いなしに過ぎて行く。そうは言っても、まだ終わって欲しくないと思うこの季節。
 立秋はとうの昔に過ぎたが、ようやく、夏が半分終わったような気がした。たかが月に見せられて?と言う声が聴こえて来そうだけれど、否定は出来ない。まぁ、自分と言う人間の発想が如何に短絡的であるかを物語る所である。
 冬へ向かう長いが時間的にはあっという間と言う風に感じさせる下り坂を、今もまさに転がっているんだろうと思う。気がつかないうちにである。自然の移り行きは、多様であるが故に人それぞれが感じられる事もまた多様である。
 半月は、静かに西の空へと移り行き、今では確認することは出来ないが、きっと満ちていくんだろうと思う。数日前に見た月は、か細い三日月だったので、間違いないだろう。満ちる時へ向かう中間点が今日の様だ。そして、その月が大きく満ちた時、周囲はどんな風になっているのだろうか…行く末をとりあえず観ていきたい…。

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